(冒頭写真は、2024.06.13付一面記事より転載したもの。)
早速、2024.06.13付朝日新聞より 表題の記事の一部を以下に引用しよう。
世界経済フォーラム(WFF)は12日、世界の男女格差の状況をまとめた2024年版「ジェンダーギャップ報告書」を発表した。 日本は調査対象となった146か国のうち118位で、前年の125位からは改善したが、主要7か国(G7)では最下位だった。
報告書は教育・健康・政治・経済の4分野で、男女平等の度合いを分析。 世界全体での達成率は68.5%で前年から改善した。 (中略)
日本の達成率は66.1%で前年から1,6%上乗せした。 しかし、G7では87位のイタリアを下回る最下位。 06年に報告書が始まって以降、日本の順位は下落傾向にある。
原因は経済と政治の両分野で特に男女格差の解消が進んでいないことだ。 企業での管理職・役員への女性登用の少なさなどを反映した経済分野の達成率は56.8%だった。 政治分野では、作秋の内閣改造で女性閣僚の起用などで改善したが、衆院議員の女性比率が約10%に留まる。
韓国は94位、中国は106位で日本を上回った。
(以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)
原左都子の私事及び私見に入ろう。
今回の朝日新聞記事内には、原左都子の元々の専門だった「医学分野」への女性の進出に関する話題やデータが一切無いのが残念だが。
その医学分野で、ある程度長き年月に渡り業務に携わって来た我が感想を述べさせていただくならば。
私が携わっていた医学の実験研究分野など、昔から女性の活躍度が比較的高かったし、年齢にかかわらず業務に励む女性も少なくなかったと言える。
そんな環境下で、自身が培ってきた業績や実力を十分に発揮できたと自負している原左都子に言わせてもらうならば。
何故、「政治・経済分野」にそれ程こだわり偏った情報をマスメディアは流さねばならないのか?
はたまた、その分野で女性の活躍度が低いからと言って、それの改善を急ぎ過ぎることの弊害こそを危険視したくもなる。
女性の「数」だけ増やせばよい、との問題では無いだろう!!
私が培ってきた「医学」の実験研究分野に於いては、元々女性の志願者が多かったし。 その女性達が日々切磋琢磨して医学現場で確実に実績を上げ続けて来たからこそ、今尚医学分野にての女性数をさほど減少させない現状を貫けていると私は考えている。
おそらく、政治・経済分野での女性の活躍とは、マスメディアによって世界規模で伝達され易く目立つのであろう。
だからと言って、それに目を付けた国家がその分野での女性数を増やすとの事実が国家の真の発展にとって正解とは思えない気もする。
政治・経済分野で女性の「数」を増やす必要が真にあるならば、国家や自治体はその方策を練ることを急げばよいのだろうが。
付焼刃的に女性の「数」のみ増殖するとの手段では、いつまで経っても政治・経済分野で活躍できる真に能力ある女性の育成は難しいのではなかろうか!?!
そもそも、「飾りじゃないのよ女性は!」と私など言いたいくもなる!!!
個々の女性達本人が 本気でその道を目指し精進した結果でなく。
単に「政治・経済分野」にて国際競争力向上のみを焦点に於き、 数値上「女性数」を増やそうとの。
政府の歪み切った姿勢こそを、叩き直したいものだ!!!😡