今朝方見たネット情報を、以下に引用しよう。
迫る東京の医療崩壊…都の在宅患者は1カ月で6233人増!それでも五輪継続か 7/24(土) 14:06配信
第3波以上の逼迫も(C)共同通信社
東京都の23日の新型コロナウイルス新規感染者数は1359人。4日連続で1000人を超えた。感染急拡大に伴い、患者(入院、宿泊療養、自宅療養、入院・療養等調整中)も急増している。6月23日は3552人だったが、23日は1万1957人。1カ月で3倍超、8405人も増えている。このうち、入院中は2558人に過ぎず、在宅患者が7641人(自宅療養5172人、調整中2469人)と、1カ月で6233人も増えている。 菅首相「最も心配したのは世論の分断」開会式前の米NBCインタビューで国民無視の持論 在宅患者が増えるのは、入院しづらくなっているからだ。政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は21日、「入院調整で困っている人、自宅で(療養して)いる人も増えている」と発言。世田谷区広報もきのう、〈病院やホテルの確保がもはや困難になっている〉とツイッターで区民に注意喚起した。 このままでは過去最悪の医療崩壊を招きかねない。 第3波に襲われた1月、新規感染者数は過去最多の2520人を記録。患者数は2万人に迫り、在宅患者数は1万5000人に上った。このため、必要な医療を受けられない事態に陥ってしまった。警察庁によると、1月の陽性者の自宅死は都内が14人で全国最多だった。自宅で倒れ、今月17日に病院で死亡した都内の40代男性は、死亡後検査で陽性だった。 ■夏休みや五輪で人の動きが活発に 足元では1日1000人ペースで患者が増えている。アッという間に第3波水準だ。都は第3波時と比べて病床を約2400床増やし、現在は6406床を確保している。23日時点の病床使用率は39.9%(2558人/6406床)とステージ3(感染急増)にとどまっているが、ステージ4(爆発的感染拡大)まで10ポイントほどしか余裕はない。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。 「第3波では、1月後半以降は人流増加につながるイベントが少ないこともあって、感染者数は減少し、医療提供体制の逼迫も解消されました。今回は、夏休みや五輪が重なり、人の動きは活発になる。感染力が強いインド株(デルタ株)が流行の主流化している。第3波以上の深刻な事態も考えられます」 菅首相は「国民の命と健康を守れなければ、(東京五輪を)やらないのは当然だ」と明言していたが、医療崩壊が起きたら、「五輪中止」を本当に決断する覚悟があるのか。
(以上、先ほど見たネット情報を転載したもの。)
昨日私も少しだけ五輪競技をテレビ観戦したが。
いつもの五輪と異なり、気分が乗らないのは私のみならず選手も同じ思いなのか…
どうも選手の覇気も今一つのような感覚を抱いた。(単に私の思い違いかもしれないが。)
ただ冒頭のネット情報通り、都内はまさに医療崩壊状態に追い込まれている。
菅首相は「国民の命と健康を守れなければ、(東京五輪を)やらないのは当然だ」と明言しているらしいが、今こそその時なのではないのか!??
菅氏にとっての医療崩壊とは一体何なのだろう???
とにかく菅氏の思想の程がまったく理解しがたい、と言うよりも、何も考えていないと言った方が正解なのだろう。
今日まではまだしも4連休だったため、多少は救われた。
ところが、明日からまた世間は通常スケジュールに戻り、通勤人がわんさか都心の交通網を利用しての出勤体制に入ってしまう。
我が娘とで同様だ。
親の私は五輪期間中は自宅謹慎していれば済むが、娘はそうはいかない。
幸いにも娘の通勤ルートは、お台場等々の五輪会場を経由せずに行ける場所だが。 数万人にのぼると言われる大会関係者やボランティア達が、同じ交通網を利用して五輪会場へ日々通うであろう。
それよりもまさに、この都内の医療逼迫状態を誰が救うと言うのか?
それこそ、菅首相の決断に委ねられている。
五輪が終わってふたを開けてみると、東京都内が“コロナ地獄”状態になっている様子が我が目には見える。
菅首相はじめ五輪主催者には早期に目を覚ましてこの都内医療逼迫状態を直視し、五輪中止も視野に入れた決断を早期に下して欲しいものだ。