このお孫さんご誕生のお知らせ葉書を頂戴したのは、今年の正月が過ぎ去って1週間ほど経過した時期だっただろうか。
この女性(Hさんとしておこう)に関しては我が記憶の中に、未だにある程度鮮明に残っている。
私と同い年だが1年後の入社で、当時既に職場のリーダー格であった私が主にHさんの仕事内容の指導をさせていただいた。
当時の私の印象では控えめの性格というのか、積極的に質問・疑問を提示するタイプの人格の方では無く、少し指導に戸惑ったような記憶がある。
いえいえ、そうでないタイプが指導し易い、ということでは決して無い!
指導者側の個性にもよるであろうが。
私にとって今尚記憶に残っているHさんの存在とは、決して薄くは無かったどころか。 私にとって得ることも多かった指導経験として、未だにHさんのことは我が鮮明に記憶に残っている。
そのHさんとの年賀状交換は、お互いに医学業務の職場を退職した後も続行しただろうか。
おそらくHさんの方が先にご結婚と共に退職され、子どもさんも生まれたと記憶している。
なんせ、私はその後も二度目の大学進学を志したり、高校教諭経験をしたり、はたまた医学業務に舞い戻ったりと紆余曲折の人生を歩んでいる身だ。
この私が一人芝居で多忙にしている間にも、毎年Hさんから年賀状を頂戴していた記憶がある。
そんなHさんとの交流歴史をすっかり忘却していた身にしての、今回のHさんからの年始のご挨拶葉書(すべて直筆!)到着だった。
今年から、年賀状廃止に踏み切った我が身にして。
遅ればせながら頂いたこのHさんからの「孫誕生のお知らせ直筆葉書」こそが、この年始に届いた年賀状等々の中で私にとって一番印象的だった。
にもかかわらず、それが届いた時期がちょうど義母の「青色申告」業務を開始した時期と重なってしまい…
未だにその返答が叶わなかったとのいきさつだ。
そして、やっと義母の「青色申告」を終えた私は。
本日、Hさん宛にパソコンにて手紙を綴って投函した。
今年、「年賀状じまい」を宣言してそれを実行した原左都子だが。
こんなふうに、過去の時代に交流した同業・同士からの予期せぬ「お孫さん誕生」のお知らせ葉書を新年に頂戴した事実が。
何にも増して、嬉しかったものだ。 😊