(冒頭写真は、米オーシャン・ゲート社が運航する潜水艇「タイタン」。 ネット情報より転載したもの。)
早速当該事故に関するネット情報を、以下に引用しよう。
行方不明のタイタニック号探索艇 態勢強化し捜索 5人が乗船
毎日新聞 OceanGate Expeditions・ロイター© 毎日新聞 提供
大西洋の海底に沈む豪華客船タイタニック号を探索していた有人の潜水艇が消息を絶った事故で、米国とカナダの沿岸警備隊などは21日、態勢を強化して捜索を続けた。 潜水艇に乗る5人の命をつなぐ酸素は、日本時間の22日夕方にも尽きると推定されている。
21日に記者会見した米沿岸警備隊の担当者によると、20、21両日に捜索海域の海中から複数の音を感知したが、正確な場所と発生源は特定できていないという。捜索範囲は四国の面積の1・5倍近く、深さは最大4000メートルに及んでいる。担当者は「希望を持ち続けなければいけない」と強調した。
捜索活動には、水深6000メートルまで潜水できるフランス国立海洋研究所の無人潜水機「ビクター6000」が加わる予定だ。米CNNによると、カナダのマレー漁業・海洋・沿岸警備隊相は21日、「潜水艇を発見するまで作業を続けなければならない」と述べた。
行方不明になっている潜水艇タイタン(全長6・7メートル)は、米オーシャン・ゲート社が開発した。カナダ南東部沖で18日に潜航し、1時間45分後に信号が途絶えた。5人の乗船者には1人あたり25万ドル(約3500万円)を払ったツアー客も含まれているとみられる。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
旅行好き(とは言えども、コロナ禍以降は郷里以外へは一度も旅行をしていない)私ではあるが、決して“冒険好き”ではない。
表題に掲げた通り、私には“閉所恐怖症”らしき症状がある。
これを一番最初に経験したのは、医学部時代の病院実習にてだ。
病院内の各診療科は現在では多岐に及ぶが、その一部を以下に掲載するならば。
総合内科、循環器科、呼吸器内科、消化器科、腎臓・内分泌科、脳神経科、心療内科… 内科関連科のみでももっと多岐に及ぶ総合病院もある。
その他外科診療部門。
皮膚科、眼科、整形外科、耳鼻咽喉科、航空顔面外科、矯正歯科、
小児科、女性診療科・産科、
精神神経科…
余談になるため もうやめておくが、私が医学部生時代にはそれ程までに病院の診療科は細分化していなかった。
さて、表題のテーマに戻ろう。
そんな大学病院診療科実習時に、その実習のひとつとして「耳鼻咽喉科」を訪れた時の事だ。
耳鼻科分野症状検査の中に、“平衡感覚”の異常を調べる目的検査のために「完全暗室」が用意されていたのだが。
その狭い暗室内に実際に入って検査を受ける、との実習を身をもって体験した。
これが、光源が一切無い狭い空間内の暗黙の世界で…
この私は、すぐにパニックを起こしそうになった!!
それでも命がけで我慢したのだが、あの時のとてつもない恐怖心を一生忘れることは無いだろう。
そんな私は高齢域に達している今尚、「狭い暗黙空間」には恐怖心を抱かされる。 要するに、これは「閉所恐怖症」の一種ではないかと自己診断しているのだが。
余談は置いておいて、タイタニック探索潜水船行方不明事故に話題を戻そう。
上述の通り、この探索潜水船には5名の乗客が乗船しているという。
そして、何と!! この潜水船旅に3500万円もの大金をつぎ込んでいると言うではないか!! (閉所恐怖症の私にとっては、アンビリバボー!!としか言いようが無いが…)😱
とにかく この潜水船旅を企画・運行した企業は、その責任を必ずや果たすべきだ!!
タイタニック号の二の舞を体験する旅行目的では無かったのならば!?!😨