(冒頭写真は、我が教務分掌の業務の一つとして、職員室内白板に月間行事を書き入れている際に教諭仲間が撮影してくれたもの。)
昨日のエッセイの続きとなるが。
既に“とうが立った”年齢にて神奈川県立定時制高校へ教諭として採用された際に。 私は「教務」分掌を担当することとなった。
教務分掌の職務内容は数多いのだが、この私は「年間行事・月間行事」企画立案業務を一人で任された。
教諭業務初経験にして、そんな大それた仕事が私に務まるのか最初は不安だったのだが、過去の前例を参照しつつその後退職するまでその業務を一人で頑張った。
冒頭写真は、そのうち私が立案して職員会議で合意を得た「月間行事」を職員室内の白板に書き込んでいる時の写真だ。
同僚教諭が撮影してくれた。 (何故か、私を撮影したい教諭が複数存在した?!?)
この月間行事作成業務に於いて、一度だけ職員会議にて論争が発生した。
私が勤務していた高校は、神奈川県内某七夕祭りで全国的にも著名な市に位置していたのだが。
その開催時期が、ちょうど1学期の期末試験日程と重なってしまうのだ。
ただ私の判断では、1学期の終業式までの多忙なスケジュールを勘案した場合、いつもの時期の試験期間を変更するとの方策を取るのは困難と判断した。
そうしたところ、やはり某教員氏より反論が出た。
「期末試験の時期を七夕祭りとずらすべきだ! そうでなくとて勉強嫌いな生徒が多い中、これじゃあ誰も勉強などしないで七夕祭が優先となる、ナンタラカンタラ…」
これに私がすぐさま対抗して、「原案を通させていただきたい! そうでなくとて各種行事満載の学期末の時期だ。 それをずらすと後全ての行事遂行が困難となる。」
結果としては我が反論意見賛同者が大多数で、期末試験時期はいつも通りの実施となった。
まあ、この事件が私としては教務分掌最大の山場だったが、持ち前の気の強さを発揮して何とか乗り越えられたことで、記憶に残る事件だった。
ついでと言っては何だが、我が高校教諭時代の写真を以下に列挙させていただこう。 (既に公開済みのものも含まれています。)
学校の文化祭時に、生徒ロックバンドにキーボード担当として参加させていただきました!
同じく、文化祭での「美術部展示」会場にて。
この写真では、既に私は妊娠中だ。 その事実を生徒に公開したところ、特に女生徒たちが好意を持って反応してくれた事実が実に嬉しかった。
写真の隣の女生徒もその一人だった。 実際、本気でいい子たちに恵まれた我が誇れる教諭時代だった。
ついでだが、(妊娠が判明したのがきかっけで)ロングヘアをバッサリ切って来た私を見た男子生徒が黄色いくちばしで曰く、「女が髪切っちゃだめだよ!」😖 😵
最後にこの写真。
職員室内の光景を撮影したものだが、手前が我が席。 一番片付いているでしょ!?!
ちょっと、先生達。
もっと自分の席を片付ける能力も身に付けましょうよ!!
と言いたくなる程、悲惨な光景です…
(夜間定時制高校故に、若き男性教諭が大多数だった故かもしれません…)