原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

年賀状をしたためるという作業が我が身にもたらす効用

2020年12月15日 | 人間関係
 本日は年賀状投函受付初日だ。


 基本的に物事をテキパキと処理したいとの我が信条を実行するためには。
 本年の年賀状も、投函受付初日に投函の予定でいたのだが。

 昨日はどうしても年賀状の一枚一枚に直筆コメントを加える時間がとれず。
 本日午前中にその作業を集中的に実施した。

 (当エッセイ集をいつもご覧になられている方々は、既にご存じであろうが。)  我が“一筆”とはついつい長くなるのがいつもの癖だ。😖  故にこの作業に毎年かなりの時間を要する。

 ただ、表題の「年賀状をしたためるという作業の効用」とは、まさに受取人一人一人に相対するがごとく心を込めて執筆するところにあろう。😀 
 特に久しくお会いしていない方々には、毎年何をテーマに“一筆”書くかに関してかなり頭をひねる。😣 

 そして、頂く年賀状の“一筆”が素晴らしい方ほど、こちらもその“一筆”返信にこだわるものだ。


 各論に入ろう。

 我が大学(大学院)恩師2名(残念ながら医学部恩師は3年前に他界されたが、一昨年より奥方から恩師の意思を受け継ぎ年賀状を頂戴している。)より頂戴する年賀状の“一筆”がさすがに毎年素晴らしいのだ!

 故に、いつもこの2名への“一筆”執筆から開始する。

 2度目の大学・大学院恩師(文化勲章・秋の叙勲受章者であられるが)は、来年米寿を迎えられる。 やはりこれをテーマにするべきと考え、私なりの一筆を仕上げた。

 一度目の郷里医学部恩師夫人への一筆は、2020年春以降はコロナ禍のため郷里へ再び行けず終いだった故に、コロナ禍が収束した際には必ず郷里を訪れる旨の一筆とした。 

 高校・大学時代の友人とも少数だが未だに年賀状のやりとりが続いている。 この同級生達には、2020年に「介護保険証が届いた」話題を一筆に盛り込んだ。

 上京して初めて就職した医学関係職場の仲間との年賀状やりとりは未だ複数の方々と続いている。 何分、(若気の至りで自由度が高かった等の意味合いで人生で一番充実していた時期だったと言えよう。)「今年は“コロナ禍”のせいで、諸活動が足止めされた」話題を中心に語らせて頂いた。

 高校教諭時代の教諭仲間・先輩とのやりとりも続いている。 
 私より若い今尚現役教員氏には、「昨年は“コロナ禍”で学校運営が大変だったのではないか?」の旨の一筆を入れた。 
 方や、先輩教員氏には、「私も“介護保険証”世代の仲間入りをした」旨の一筆でまとめた。

 一番近年に勤めた某国立研究開発法人(理研だが)の仲間には、理研の最新情報確認をいつもしている。 特にH氏との女性からは、これに対して詳細レポート返答を頂くため、毎年必ずや一筆にて確認している。

 珍しいところでは、過去に私が単独で経営していた自己所有物件マンション賃貸業において、一時期お住まい頂いていた方と未だに年賀状のやりとりが続いているのだが。
 その方がいつも我が年賀状にいたく感動して下さるため、図に乗っていつまでも年賀状交換を続けさせて頂いている。

 忘れてならない、郷里の親戚筋。
 実母が高齢者自立支援施設へ入居後ごも何かとお世話になっているため、その御礼を“一筆”にしたためている。

 そして、現在お付き合いがある方々。
 この方々に関しては、例えば「今年もギャラリーへ行かせて頂きます」等々の我が意思を“一筆”で表現することとなる。



 このように、年賀状の“一筆”に関して綴ってくると。
  
 我が年賀状には、どうやら “虚礼”やりとりはなさそうだ。
 だからこそ、年賀状関係が長年続行するのであろう。
 

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