今回の記事では、たまには“中年おばさん”の意地汚い本性でも曝け出してみることにしよう。
私は長年に渡る朝日新聞の愛読者である。独身の20歳代半ば頃から朝日新聞とは肌が合うため一筋に購読を続け、もうウン十年になる。
結婚後も、身内と朝日新聞に関してのみは趣味が共通している。結婚当初は身内が読んだ後の食べ物のシミだらけの乱雑にたたんだ汚らしい新聞を読まされることが我慢ならず、個々人で一部づつ取ろうかと考えたこともあったが、紙資源の無駄も考慮してさすがに踏み留まり現在に至っている。
さて、本題に入ろう。
朝日新聞に限らず各社の新聞の購読契約時に、新聞販売店が洗剤やゴミ袋等の日用雑貨物品を顧客に配布して購読を促進することが、おそらく日本国中で慣習となっている模様である。
この雑貨物品を少しでも多くゲットするため、細切れに購読新聞を替えてみたり、取ったりやめたりする、という“堅実”な主婦の話を小耳に挟んだりもする。
我が家の場合は長年朝日新聞一筋であるため、このような“堅実”な小技は使えない。半年に一度の購読契約更新時にほんの少しばかりの洗剤を契約担当者が置いていく程度である。
先週、この半年に一度の購読契約更新手続きのため朝日新聞販売店ASAの契約担当者が我が家にやって来て契約更新をした。いつもの洗剤は持たずにやって来て、後で届けると言う。その言葉を信用した私は洗剤が届くのを首を長~~くして 待っていたのであるが、2日経ち3日経っても洗剤は届かない。
そして契約更新より5日が過ぎた本日、堪忍袋の緒が切れた私はASAに一本のメールを打った。 単刀直入に「洗剤を早くよこせ!」と書けば簡単だし事は済むのであるが、こういう場合、体裁を付けたいのが人情というものである。
そんな私が今日打ったメールの内容を以下に要約して紹介してみよう。
「先だって朝日新聞の購読契約を更新させていただきました××と申します。その際に契約担当者の方が、後程“洗剤”を届ける旨のお話をして帰りましたが、未だにその洗剤を届けていただいておりません。 新聞の購読契約において物品のやり取りがなされることに関しては、問題を孕んでいると以前より考えております。本来ならば、物品により購読者を釣るというような姑息な手段は避け、新聞とは情報力やオピニオンにより読者を獲得していくべきです。現行のような悪習は速やかに撤廃されるべきでしょう。ですが、契約時に“洗剤”を届けると言った以上、その約束は守られるべき…(云々)……」
情報伝達手段が劇的に多様化している現在、新聞の購読拡販は至難の業の時代であろう。どう考察しても、各新聞社、販売店共に今や厳しい経営を余儀なくされていることは誰しも察しがつく。
“洗剤”はどっちでもいいが(嘘だよ、ちゃんと届けてよ!)、新聞ならではの紙面という特質を活かした情報伝達のあり方を再考する等、新聞業界には今後さらなる経営努力が要請されることであろう。
大手新聞社の方々、販売店という下請けの中小企業に販売促進を任せ購読者募集が芳しくない責任を取らせ続ける経営方針は、今の時代自腹を切ると申し上げたいものでもある。 少しは新聞の読者という庶民に思いを馳せ、弱者の視点も取り上げつつ、社会や時代や世界のバランスを重視しながら経営努力を重ねられては如何がと思う私でもある。
時代は既に移り変わっていると申し上げたいものである。
“洗剤”は未だ届かないよ~~。 イラつくなあ、もう!!
私は長年に渡る朝日新聞の愛読者である。独身の20歳代半ば頃から朝日新聞とは肌が合うため一筋に購読を続け、もうウン十年になる。
結婚後も、身内と朝日新聞に関してのみは趣味が共通している。結婚当初は身内が読んだ後の食べ物のシミだらけの乱雑にたたんだ汚らしい新聞を読まされることが我慢ならず、個々人で一部づつ取ろうかと考えたこともあったが、紙資源の無駄も考慮してさすがに踏み留まり現在に至っている。
さて、本題に入ろう。
朝日新聞に限らず各社の新聞の購読契約時に、新聞販売店が洗剤やゴミ袋等の日用雑貨物品を顧客に配布して購読を促進することが、おそらく日本国中で慣習となっている模様である。
この雑貨物品を少しでも多くゲットするため、細切れに購読新聞を替えてみたり、取ったりやめたりする、という“堅実”な主婦の話を小耳に挟んだりもする。
我が家の場合は長年朝日新聞一筋であるため、このような“堅実”な小技は使えない。半年に一度の購読契約更新時にほんの少しばかりの洗剤を契約担当者が置いていく程度である。
先週、この半年に一度の購読契約更新手続きのため朝日新聞販売店ASAの契約担当者が我が家にやって来て契約更新をした。いつもの洗剤は持たずにやって来て、後で届けると言う。その言葉を信用した私は洗剤が届くのを首を長~~くして 待っていたのであるが、2日経ち3日経っても洗剤は届かない。
そして契約更新より5日が過ぎた本日、堪忍袋の緒が切れた私はASAに一本のメールを打った。 単刀直入に「洗剤を早くよこせ!」と書けば簡単だし事は済むのであるが、こういう場合、体裁を付けたいのが人情というものである。
そんな私が今日打ったメールの内容を以下に要約して紹介してみよう。
「先だって朝日新聞の購読契約を更新させていただきました××と申します。その際に契約担当者の方が、後程“洗剤”を届ける旨のお話をして帰りましたが、未だにその洗剤を届けていただいておりません。 新聞の購読契約において物品のやり取りがなされることに関しては、問題を孕んでいると以前より考えております。本来ならば、物品により購読者を釣るというような姑息な手段は避け、新聞とは情報力やオピニオンにより読者を獲得していくべきです。現行のような悪習は速やかに撤廃されるべきでしょう。ですが、契約時に“洗剤”を届けると言った以上、その約束は守られるべき…(云々)……」
情報伝達手段が劇的に多様化している現在、新聞の購読拡販は至難の業の時代であろう。どう考察しても、各新聞社、販売店共に今や厳しい経営を余儀なくされていることは誰しも察しがつく。
“洗剤”はどっちでもいいが(嘘だよ、ちゃんと届けてよ!)、新聞ならではの紙面という特質を活かした情報伝達のあり方を再考する等、新聞業界には今後さらなる経営努力が要請されることであろう。
大手新聞社の方々、販売店という下請けの中小企業に販売促進を任せ購読者募集が芳しくない責任を取らせ続ける経営方針は、今の時代自腹を切ると申し上げたいものでもある。 少しは新聞の読者という庶民に思いを馳せ、弱者の視点も取り上げつつ、社会や時代や世界のバランスを重視しながら経営努力を重ねられては如何がと思う私でもある。
時代は既に移り変わっていると申し上げたいものである。
“洗剤”は未だ届かないよ~~。 イラつくなあ、もう!!