九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

イラク訴訟原告代表「天木直人氏」のブログより ①

2008年04月20日 22時16分44秒 | 国内政治・経済・社会問題
★私が日頃その主張に賛同する事の多いのが、天木氏の政治ブログである。
 イラク訴訟の当事者、原告の中心メンバーである天木氏がこの歴史的な判決をどのように評価しているのか極めて興味があった。そこで関係する投稿をブログより紹介したい。
                         ネット虫
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「名古屋高裁違憲判決のこころざしを引き継ぐ(その1)ー 護憲政治家の責務」


名古屋高裁が下した空自イラク派遣違憲判決を受けて、野党からはこれを歓迎する声明が相次いだ。

  「(小泉首相の)インチキ答弁が裁判所に否定された」(菅直人民主党代表代行)、「今こそ(空自は)撤退すべきだ」(穀田恵二共産党国対委員長)、「自衛隊恒久法を出させないために勇気づけられる」(福島瑞穂社民党党首)などなど。

  いいだろう。しかし私はこのひとごとのような発言に、限りない違和感を覚えた。重装備した自衛隊のイラク派兵を防げなかったのは国会における護憲政党、護憲政治家ではなかったのか。たとえ数の力で押し切られたとしても、その政治力を最後まで出しつくして、本気で防ごうとしたか。

  「自衛隊が行くところが非戦闘地域だ」、「どこが非戦闘地域か俺に聞いてもわかるはずがない」などというふざけた発言を国会で行った小泉元首相に対し、護憲政治家たちは罷免要求ひとつ出さなかった。国会をストップさせる迫力を見せなかった。

  徒手空拳の市民が、平和を愛する情熱を唯一の力にして、違憲訴訟を起こし、継続した。その熱意が裁判官を動かした。そして、その裁判官が、その情熱に正面から受け止め、それに答えるように、自らの裁判官人生を賭けて違憲判決を下した。壮大な人間ドラマである。

  政治にこの人間ドラマがあるのなら、自衛隊を連れ戻すことが出来ないはずはない。違憲判決があるのだ。なによりも今のイラクの現状は、これ以上自衛隊を送り続ける正当性も、妥当性も完全に失われているのだ。

  今度こそ、護憲政治家たちは、その政治信念を賭けて自衛隊のイラクからの撤収を実現させなければならない。

 19日の朝日新聞によると、名古屋高裁判決を受けて、町村官房長官、高村外相、石破防衛相が国会内で急きょ協議し、空輸活動を継続する方針を確認したという。

 違憲判決をあからさまに無視した挑発的な行動である。憲法の定める、閣僚の憲法遵守義務を正面から否定する違憲行為であり、違憲閣僚である。護憲政治家は直ちにこれら政治家の罷免を求めるべきではないのか。

 19日の各紙は、名古屋高裁判決を聞いたあとの定例記者会見で、田母神と名乗る航空幕僚長が、「私が(隊員の)心情を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言した事をいっせいに報じている。

 ここにこの国の防衛体制のおごりと弛緩を見る。

 制服組のトップにこのような発言をさせて、護憲政治家は黙っているのか。直ちに国会に喚問して発言の趣旨をただすべきではないのか。

 それよりもなによりも、今こそ小泉純一郎元首相の国会招致を求め、イラク戦争を支持し、自衛隊を派遣した違憲性を質すべきではないのか。

 護憲政治家の本気度が、今まさに問われている。
 

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Posted by 天木直人
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「そんなの関係ない」 いや関係あるぞ!   落石

2008年04月20日 09時49分31秒 | 国内政治・経済・社会問題
自分に不都合なことは、なかったことにしよう。
そういう心理は人間のサガ。
格差社会のなかで格差をつけられている人たちの間にも
そういう心理ははたらく。
差別されている人たちが差別を認めようとしたがらない。

そんな文脈のなかから生まれた流行語か?と
思っていたら、どうも、そうじゃないみたいですね。

イラク派遣は違憲との判決を聞いた政治家や
軍人の口から関係ないといういう言葉が
飛び出しました。

      

品格のある国家は、品格のある政治家から。
しかし自衛隊のいくトコロが非戦闘地区、とか、
違憲?関係ない、と言い切る政治家や軍人は
とても品格があるとは思えません。
政治や軍事を任せられません。

今をさること数十年前、日本国内でやはり
関係ないというフレーズが聞かれました。
軍人のなかから。
それは満州事変から日中戦争への始まりでした。

歴史は繰り返す。
歴史に学ばない人は、また同じ過ちを。

今回は、関係あると、国民の品格を示すことが
同じ過ちを繰り返さないためにも大切です。

関係あるぞ!

          



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ダントツ首位だよグランパス! 文科系

2008年04月20日 08時13分38秒 | スポーツ
昨日のゲームで鹿島・ガンバが引き分け、勝ったグランパスが、ダントツ首位になった。6勝1分けの勝ち点19。2位の鹿島と3点の差がついた。もちろん無敗はグラだけである。

得点はグラも含めたベスト3が同じ14点、失点が鹿島の4点に次ぐ5点で浦和と並んでいる。この得失点差+9は、鹿島の10に次いで2位だ。すごいじゃないか。失点が、毎年ダントツに少ない浦和と同じで、得点が、去年から絶好調のあの鹿島と同じだなんて。この無敗がいつまで続くか、今Jリーグ最大の話題は、これだろう。

友人からお誘いメールがありまして、楽しい結論はこんなふう。
「大宮戦、是非ご一緒に行きましょう。すみません、言葉足らずで、『チクショウ、良い組み合わせの試合多いのに見に行けないなんて悔しいなあ』という思いが先行してしまいました、はい。切符はこちらで買いまして当日精算頂ければ構いません。同行する子供は○○10歳と言いまして、○○○○チームのFWです(笑)」

さてさて全く別の話だが、このグランパスの好調とともにこのブログも絶好調である。この1週間のアクセス数1048人は間違いなく過去最高であって、閲覧画面数2580はこの年末年始以来のことなのだ!


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