九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

どう問題をつくるのか?   落石

2008年04月29日 17時18分02秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
「市場原理」の導入は、バラ色の未来を運んでくるかのように言われた。
競争によってサービスの質は向上、国民の生活はもっと豊かになると。
政府は国際競争力をつけるという名目で、
規制緩和・法人税の減税で大企業を優遇、
その分の帳尻を合わすために、社会保障費を削減した。
その結果、なに起ったのか?
中間層の没落と消滅。

この問題を解くことは可能なのか?
どう問題をつくつのか?

これらの新自由主義の動きのなかで、一番本質的な点は、
長年にわたって労働者が手に入れた権利を奪ったこと。
問題は、ここをどう解決するかを考えることから始まるのでは?

ところで、資本主義に対する処方箋は、すでに存在している。
万国の労働者団結せよ。

21世紀の団結の具体的な目標はなにか?
同一労働同一賃金など、労働条件の問題。
正規労働者の既得権と、どう折り合いをつけるのか?
格差を越えた共通の目標があるのか?

21世紀は、労働者に新しい課題を与えている。
資本の暴走を許したままでは、労働者ばかりでなく、
人類の持続的な未来はない。
資源の問題が世界的な解決を迫っている。
限りある資源の浪費をどう食い止めるのか?

資本は、この問題を解決できるのか?
この問題は先進国のライフスタイルの変革を求めている。
本質的に右肩上がりを志向する資本には、出来ないのでは?
このライフスタイルは格差社会の勝者から生まれてこない。
むしろ倹しい生活のなかから生まれてくる可能性がある。

貧困から逃れ、つつましいライフスタイルを。
この共通の目標に向かって万国の労働者は団結できないか?
そこから、資本の勝手な行動を規制し、
資源の共有化の理念を打ち出せないだろうか?

しかし現実は、資本は国境をゆうゆうと越えているのに、
労働者の団結は国境を越えられない。

国境は国内にもある。ヨーロッパ、アメリカでの移民、
日本では在日外国人労働者の差別。
こうしたさまざまな労働者と共通の目標がもてるのだろうか?

具体的な場で、どう問題をつくるのか?

愛知県での在日ブラジル人と地域の人たちとの話し合い。
そこで何が話し合われているのか?
そこに問題をつくるヒントはないのだろうか?





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グランパス、連休の見所 4 文科系

2008年04月29日 04時16分10秒 | スポーツ
これからの相手は、本日川崎、3日ガンバ、6日FC東京となっている。

川崎戦については第1回目、26日にこう書いた。

『次のフロンターレはやっかいだ。現在12位とこのチームとしては不調なのだが、地力があり、不整脈という病気で退陣を余儀なくされた関塚監督への「お見舞い意識」も非常に強いはず。優れていて、人望もある人物なのである。
見所はズバリ、両チームのボランチ・ペアどうしの闘いであろう。グランパスの中村直志・吉村は、大変な「汗かき型」、ハードワーカーである。対するフロンターレは、中村憲剛・谷口。戦術眼が確かで、入れ替わりでどんどん前にも出て行って優れた中距離シュートも打つこの2人は、チームの顔でもあり、天才型と言って良い。
サッカーの勝ち負けは偶然、ディテールで左右されることも多いのだが、この二つの「チームとしての出来不出来」は、このボランチ・ペア勝負に負うところが多いはずだ。そして、現在のチーム力量からすればフロンターレは、このペアがグランパス・ペアを余程圧倒しないと、優勢にはなれないだろう。つまり、監督も含めた他の人材に、かなり差があるからである。
良いゲームにするためにも、このフロンターレ・ペアの奮闘を心から期待したい』

そして27日にはこう書くことになってしまった。
『次の相手、川崎が0対2を逆転して勝ったのは不気味だ。川崎最大の武器・ダブルボランチの一角、谷口が、逆転ゴールでヒーローになったし。ここまで走り回りすぎたグラには、疲れも出ているようだし』

つまり、彼我の関係では、川崎が元気なのだ。そこでこの「ボランチ・ペアどうしの戦い」でグランパス側の2人に期待して、その地味な方を紹介してみよう。出典は日刊スポーツ「プレーヤーズ名鑑」である。
吉村圭司、79年8月生まれ、28歳
『中盤の守備の人。ボランチとしてつぶし役を任せたらリーグ屈指の能力を発揮する。右足キックも鋭い。昨夏結婚した』


さて、その次の相手はもっと厄介だ。27日日曜日に神戸に敗れ、8位に落ちた「手負いの虎」、ガンバ大阪。ここが地力を出したら、グラは勝てないと思う。言い換えれば、ここに勝てるようなら、グランパスの変身がますます本物だということ。こんな予想光景が当たると良いなー。
「両チーム全員が走りあって無得点のママ。65分に杉本恵太が出て終わりが近い頃、アーリー・クロス1発に杉本がマークを振り切って追いつき、1点」
アジアチャンピオン戦も闘ってガンバは疲れているのだから、とにかく0点に押さえることだ。現在のグランパスの守備は強敵相手には特に、とても強いと思うのだけれど。
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世界金融恐慌から穀物危機へ               ネット虫

2008年04月29日 01時19分23秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★広島の風仲間の中島氏より興味深いメールがありましたので紹介します。
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今週のエコノミスト(毎日新聞)が、『恐慌大研究』と銘打った特集を実施。

いよいよ、ドル暴落の危機が本格化し、戦後、IMFとGATT(現在はWT
Oに移行)で作り上げてきた「世界経済分裂回避策」が解体しそうななりゆき
です。これまでは、日本のバブル対策がそうであったように国家資金の投入で
これを阻止してきましたが、ついに、それも不可能な状態になってきました。
このまま、一気に奈落に落ちるのかどうか、あるいは世界戦争へ打開の夢を掛
けるのか予断を許さない状況です。

すでに、ドル危機と株暴落の直接的な影響は、過剰資金の商品投機なかでも穀
物投機になって小麦や米・トウモロコシの価格を飛躍的に押し上げ、それが新
植民地主義諸国の労働者を襲っています。最近、次のようなニュースに接しま
した。これは、アメリカの推し進める「中東和平構想」を吹き飛ばす力をもっ
たものです。前回、イスラエル国内のストライキの報道を紹介しましたが、イ
スラエルと並ぶアメリカ帝国主義の中東支配の柱、エジプトも危機です。イス
ラム同胞団は言うまでもなく、労働運動が世界の潮流にのって勃興するのは間
違いないと思います。ソ連スターリン主義の崩壊で信用を失ったマルクス主義
の復権も孕んだ興味ある状況に入ってきました。関連記事を紹介します。

「エジプト、ストを阻止された労働者が市街戦に決起」

 4月6日、エジプトのマハラ(カイロから150㌔㍍にあるナイル・デルタ地
帯の町)にある中東最大の繊維工場で、食料品の高騰と急激なインフレに抗議
し、大幅賃上げをかちとるために2万5000人の労働者が全面ストライキに決起
しようとした。警察はそれを阻止するために工場を占拠し、労組活動家を逮捕
したため、4月7日以来、マハラを軸にエジプトの主要都市にまたがる激しい
暴動に発展している。マハラでは数千人が警察との市街戦に決起し、敵を完全
に圧倒した(→写真集)。警察はゴム弾や催涙ガス弾を発射し、そのなかでエ
ジプト全土で数人の死者、数百人の負傷者、500人以上の逮捕者が出たとい
う。 アメリカの中東支配にとってイスラエルと並ぶ支柱=エジプトにおい
て、ムバラク政権を根底から揺さぶり、打倒を射程に入れたすさまじいストラ
イキ闘争―街頭実力闘争がついに大爆発し発展している。

その直後、今回はエジプトで「食料暴動」そのものが起こっています。東京新
聞です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008041202003074.html

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