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毎日、朝日、中日新聞  文科系

2023年08月06日 16時21分49秒 | 国内政治・経済・社会問題
 この3紙を過去にかなり長期にわたってそれぞれ購読してきた者として、それぞれの印象に過ぎないものだが、気付いたことをまとめてみたい。ネットニュースにはガセや偏りが多く、これを誰もチェックしていないと分かったので、新聞社、テレビ局のニュース・情報が大事だと改めて考えたからだ。特に日本では、国民の脳内情報における巨大新聞社の役割が世界的にユニークなものとして大きいとも、知っているから。

 まず、速報も遅報も含んだ足で稼ぐ調査報道・ドキュメントと、アクセス報道、貯め置ける世評、評論、論文調などのこと。全体的に、調査報道がどんどん少なくなって、後二者が増えていると感じる。その点では一例だが、毎日新聞近頃のウクライナ特派員記事はとても新鮮に感じた。(G7各国、特にアメリカ発などの)外信ニュース紹介という「伝聞」ではなく、新聞社らしい足で稼いだドキュメント的なものが欲しいのだが、特派員を減らしているのは、心ある情報消費者がよく見ていなければならない重要なことだろう。

 次いできついのが、米中情報の偏り。朝日は特に、「うわさとは違って」親米反中の報道姿勢が旗幟鮮明と感じた。アメリカには政府アクセス情報が多くて甘く、中国に厳しすぎる。『「自由と民主主義」対「権威主義」』を信じ込んでいるようで、これで世界を見てニュースも集めてくるというような姿勢を感じる。ついでに、朝日をやめたもう一つの理由が、広告の多さ。一社の一面全面広告が今日は何社あるだろうという感じ。朝日はもう、危ないのかも知れない。

 中日という地方紙は、県、名古屋市の情報面が合計4面と多いのは当然かも知れぬが、それにプラスするように高校野球地方予選結果詳報までが何面もあるのには辟易とする。この野球記事の多さは朝日、毎日も同じで、愛知県高校予選のほかに全国の地方予選結果に何面も使っている。最近のテレビも同様なのだが、日米野球、高校野球と、これでもかの勢いがむしろ強まっている。
 これらとは別にこんな野球(支援)ニュースも加わってくるのだから、サッカー好きの僕などは「勘弁してくれよ」と反発だけ。
「最近の野球界では、丸坊主はどんどん減っている」
「野球界のきつい上下関係などによる命令口調はいかに流行らないか!」
 こんな調査(宣伝)報道まがいの野球ニュースも活発だから、新聞界の野球界支援は、手取り足取りとさえ感じている。間違いなく、野球という報道コンテンツを守り合おうという報道界共通の姿勢のようなものさえ感じてしまう。この背後に、電通か博報堂の野球復興大作戦でも存在すんじゃないだろうかとまで。諸般の近辺事情からもそう思うのである。サッカーやその他の球技選手、愛好者はこんな「大作戦」に対してストライキを起こしても良いほどだ。僕らが購読する新聞の紙面数(に費やす新聞予算)で、野球界がどれだけの恩恵を受けているかと考えてみれば分かることだから。
 
 最後になったが、社会の貴重な情報源として、日本の新聞を守りたい。ネット記事は、その場で消えていくようなものだからかチェックも入らぬようで、あまりにも無責任なものが多すぎると思うから。関連して、テレビ民放局が広告を少なくするためにも、ネットの新聞社ニュース利用料を取ることだ。これは、世界のネット記事消費国で大問題になっていることである。このことに失敗するなら、世界中の国家、政治が今のアメリカのようになっていくだろう。つまり、トランプ・ポピュリズム。


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