原発汚染水の8月放出問題で、世界から日本批判が集中している。対する日本政府はずっと、こんな正当化を叫んできた。
「IAEAが問題なしと評価報告書を出した」
これに対して、韓国どころか日本の弁護士会からこんな批判が上がって来た。
「陸にある毒性のまたは有害な物質の海洋放出は「国連海洋法条約第194条第3項」で禁止されている」
さらにこれに加えて、韓国からこんな批判の声も上がって来た。
「IAEAに問いただしたら、こう回答があった。海に流すのは、日本政府の判断であり、IAEAが推奨しているわけではない」
放出すれば、これからずっと続いていくのだし、韓国も中国もずっと批判し続けるはずだ。やはりこの問題を、日本だけで決めるのは誤りなのだろう。相手が公海のことだから、自国の陸上で処理していくやり方を探って来なかった日本が悪いと言う他はない。そもそも事故当初から、専門家のこんな声があったはずだ。「汚染水には、超大型の船を作って貯めていくしかない」