誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

佐渡ヶ窪のマンサク

2016-03-12 18:15:49 | 花たち
   2016/03/12(土)・・・・晴れ 

   春を告げる花、マンサク鑑賞に出掛けました。
  佐渡ヶ窪のマンサクの大木は、枯れかかっていて殆ど花が咲くことはなくなりました。
  しかし、余り知られていないが、直ぐ近くの藪の中にも大きなマンサクがあり芽を愉しませてくれます。
         
         沢水の登山口            振り返れば阿蘇五岳もくっきり
      
         巧網み別れ                 何時か見て見たい天空のサクラ(素晴らしいらしい)
        
   巧網み別れから暫く杉林の中を歩き、少し傾斜が増してくると自然林に変わってくる。
  巧網み別れから5分、最初のマンサクが出迎えてくれる、昨年には無かった光景である。
  さらに登って行くと、これでもかこれでもかと梢の高い位置に黄色いリボンを揺らしている。
  おっ、今年は大丈夫みたいだねと、ホッと一安心する。

   高木のマンサクに気を取られていると、足元のごろ石場に躓くがそれでも上を見てしまう。
  登山道が大岩に代わってくると、鍋割峠がまじか迫ってくる。
      
         この石像が現れると鍋割峠です。      鍋割峠、坂を登り切りました。
   鍋割峠から2~3分で、広~~い草原の窪地に飛び出す。
  窪地全体を見ると、佐渡ヶ島に似ていることから、佐渡ヶ窪と名付けられたという。
      
         佐渡ヶ窪の入り口             大船山の南東尾根のマンサクも花がいっぱい
   窪地に降り立ち、大船山の南斜面に目をやると、点々とマンサクの黄色が目に付く
  よっしゃ~と、木道を歩く足取りが一気に軽くなって、新しいマンサクの銘木へと馳せた。
       
           2代目の佐渡ヶ窪のマンサク銘木
       
           初代に負けないくらいに綺麗です。
       
           こんなに近くで見る事が出来ます。
   2代目の銘木のマンサク鑑賞を愉しみ、数年前まで横綱を張っていた初代マンサクを訪ねる。
       
           悲しいかな、無残な姿になってしまっていますが、少しだけ花をつけていました。
   初代の銘木に別れを告げると、立中山と大船山の鞍部への連絡路である佐渡ヶ窪の最深部へと向かう。
       
           ここから入って行きます。
       
           最深部に入ると、沢山のマンサクが出迎えてくれます。
           数十本のマンサクがあります。
       
           褒美は、雪を纏ったマンサクでした。
       
           青空に黄金色、雪のオマケまでご馳走様でした。
   数年前、偶然にも最深部のマンサクの群落地を見つけていら、此処を訪ねないとマンサクを見た気がしません。
  あまり知られていないのでしょうか、最深部への足跡を見る機会は少ないです。
  昨年は、マンサクの大大不作で、殆ど花を見る事がなかったが、今年は昨年の分まで鑑賞できたし
  最深部で、思いもしなかった雪と青空と黄金色のコラボレーションまで目にして最高の一日となりました。
  お腹も心も十分に満たされて帰路に着いた。(帰路は往路をもどった。)

  ≪参考≫
   ここからさらに奥に進むと、分水嶺を通って鉢窪の外周縁に出合います。
  外周縁からは、色んなルートが広がっていいますが、山に不慣れな人には困難です。
  ①鉾縦峠へ、②立中山山頂へ ③坊がつるへ、④鉢窪~ガレ場~大船山へ、⑤大船山南尾根~南東尾根~山頂へ
  ①と⑤のルートは、想像以上の長いルートになっていますので、思い付きでは歩かない方が良いでしょう。

   さて、男池のユキワリイチゲやアズマイチゲは、咲き始めたでしょうかねぇ~
  その前に、籾山八幡社のユキワリイチゲとアズマイチゲをチェックしましょう。
       
         たった1輪しか開花していませんでした。
       
         福寿草が全盛期でした。
       
         なんと、マクロを忘れて、ピンボケでした。
         数輪咲いていて、咲きはじめのようです。

 
コメント (5)
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