たびたびここで書いていますが、私はダラダラした話し方にどうしても馴染めません。正しい日本語で組み立てられた考え方で、正しい表現の仕方で相手と話すことは最低限のマナーだとさえ最近は思うようになりました。
今の世は藤原正彦さんや佐藤愛子さん、俵万智さんなどの言を待つまでもなく、正確に言えば間違った文法、平たく言えば阿呆のような話し言葉がどこにでも蔓延っていますので、いちいち目くじらたてているのもこちらが滅入るので、普通はそういう話し方がされている場からは黙って立ち去り、しかしこれが自分のテリトリー、例えば教室内で仮にも講師がヘンな話し方等をしていたら、最初は注意、次には警告、それでも直らないなら退場という手順でこれ(その場)の空気を変える努力をします。
除去される話し方は、ら抜き言葉、意味のない語尾あげ、語尾伸ばしなどです。
「なのでー」や「みたいなー」等も対象です。
先程テレビ朝日の番組で、好きな女優のひとり、原田美枝子さんがでていました。彼女がきれいな顔でニコニコしながら言っていました。
「なのでえ、わたしはあ、昔っから?●●だったんでー」
すぐに切りました。