上野の森美術館で開催中の『ロンドン・ナショナルポートギャラリー所蔵KING&QUEEN展』、明日も休みという日曜日の本日、なんとか無事に行ってきました。上野はちと遠いのでエネルギーいりますがいってしまえば生きるのが苦しい現実を忘れて楽しめました。みりおちゃん(明日海りおさん)の音声ガイド、安定の癒しボイス。15時からの指定券で30分ほどおくれて入場、最後はやはり時間が足りなくなりました。
ミュージカル『レディ・ベス』で花ちゃん(花總まりさん)と平野綾ちゃんが演じた若き日のレディ・ベスから、断頭台の手前までいきながら25歳で姉メアリーの死により女王となったエリザベス1世。50代とは思えない美しい肌、着道楽でドレスを2千着、このような鬘をいくつだったかな持っていたそうな。晩年臣下の結婚に激怒したり不安定なこともあったそうですが、アスカム先生の教育によりイギリスの繁栄を築き上げた聡明な女王。写真ありませんが、和音美桜さんが演じていたベスのお母さん、アン・ブーリンの肖像画の前でしばし立ち止まりました。男の子を産めなかったので不貞の数々をつくりあげられ処刑されてしまいました。『レディ・ベス』のプログラムでなんどもみたベスの姉メアリーと夫となったスペインのフェリペ王子の肖像画も。
ベスのお父さんヘンリー8世、193㎝の巨漢だったそうな。6人の女性と結婚して、2人を離婚、2人を処刑、1人は死別、6番目のお妃だけは王の死により生きながらえることができました。ベスが父を尊敬するナンバーがミュージカルの中にありましたがエリザベス1世は女王として生きるために処刑されてしまったアン・ブーリンの娘ではなく、ヘンリー8世の娘であることを強調したそうな。ヘンリー8世、今ならなんらかの精神的障害をうたがってもおかしくないように思います、なんでしょうね。
在位60年を越えるエリザベス2世の戴冠式の頃の肖像画、往年のハリウッド女優のような美しさと佇まい、お母さんは101歳で亡くなったそうで長寿の家系なんだなあと。チャールズ皇太子は73歳なのか。
ダイアナさんがダイアナ妃として紹介されていたのは嬉しかったです。1992年にロンドンを訪れた時、結婚式をあげたセント・ポール寺院を訪れたし、マダム・タッソーの蠟人形館ではダイアナ妃の精神的な不調が伝えられるようになる前の、幸せそうにみえたロイヤルファミリーの姿に会いました。2008年に訪れたパリでは、パパラッチにおいかけれたダイアナ妃を乗せた車が激突した地下高速道路の壁もみました。慈善事業に心を注ぎ多くの人に愛されたダイアナ妃のアクセサリーの一部はウィリアム王子とヘンリー王子の妃へと受け継がれていっているとのこと。
ダイアナカット、懐かしいですね。結婚式の様子は世界中にテレビで流れました。
人を惹きつけずにはおかない瞳をしていらっしゃいますね。
写真ないですが、プリンス・エドワード島の命名のもとになったエドワード王子、のちのケント公、ケント公の娘で『赤毛のアン』の時代、イギリスの植民地だったカナダの国家元首ヴィクトリア女王の肖像画もありました。ヴィクトリア女王、在位63年、幸せな結婚をしましたが夫アルバート公が結婚21年目で亡くなり、晩年は使用人を寵愛したことで仲を疑われたりもしましたが孤独に満ちたものだったと。150㎝は私と同じぐらいというのはどうでもいいことですが小柄で18歳で即位した時は誰もが助けてあげたいと思う愛らしさに満ちていたとか。即位したころの大理石の胸像がありましたがきれいでした。ヴィクトリア女王が結婚式でまとった純白のドレスがウエディングドレスのもとになっているそうな。
会場でQRコードを読み込むと家系図をみることができるようになっていました。なかなか頭の中を整理するのはむずかしいですが、ハプスブルク家と同様、こういう家系図、はまると面白いでしょうね。人生の時間で余りがあったらとことん読み込んでみたいです。
今さらでそうなのかとしったのはエリザベス1世亡き後、チューダー朝が終わると王位を継いだのは『赤毛のアン』の中にも登場する、エリザベス1世が処刑したスコットランド女王メアリー・スチュアートの息子ジェームズ1世だったということ。チューダー朝のあとはスチュアート朝でした。
オーストリアのハプスブルク家、フランスのブルボン家、そしてイギリスの王朝、それぞれ舞台になったり映画になったり、ドラマがありすぎますね。おいかけ始めれば面白くてとまらなくなりそうです。
東京文化会館の横、銀杏が金色に輝き、葉っぱがはらはらと雪が舞うように落ちて金色の絨毯がひろがっていました。
上野動物園の看板が遠くに見えていました。
ライトアップされた東京国立博物館。
国立西洋美術館は『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が終わると、2022年春までの休館に入っていました。コロナ禍で海外作品の展示予定を組むのはむずかしいですね。さみしいですがまたきっと会えると信じています。
こんな時に海を渡ってこうして日本にやってきてくれているなんてありがたいことです。音声ガイドにデヴィ夫人が特別出演されていますが時間足りなくなりゆっくり聴くことができなかったのは残念です。ダイアナ妃と会ったことがあるそうですごく背が高かったのが印象的だという話。
東京だけの開催かな、検温無事にクリアして会期中にこうして1回だけでもなんとか行くことができたのは幸せなことです。
ミュージカル『レディ・ベス』で花ちゃん(花總まりさん)と平野綾ちゃんが演じた若き日のレディ・ベスから、断頭台の手前までいきながら25歳で姉メアリーの死により女王となったエリザベス1世。50代とは思えない美しい肌、着道楽でドレスを2千着、このような鬘をいくつだったかな持っていたそうな。晩年臣下の結婚に激怒したり不安定なこともあったそうですが、アスカム先生の教育によりイギリスの繁栄を築き上げた聡明な女王。写真ありませんが、和音美桜さんが演じていたベスのお母さん、アン・ブーリンの肖像画の前でしばし立ち止まりました。男の子を産めなかったので不貞の数々をつくりあげられ処刑されてしまいました。『レディ・ベス』のプログラムでなんどもみたベスの姉メアリーと夫となったスペインのフェリペ王子の肖像画も。
ベスのお父さんヘンリー8世、193㎝の巨漢だったそうな。6人の女性と結婚して、2人を離婚、2人を処刑、1人は死別、6番目のお妃だけは王の死により生きながらえることができました。ベスが父を尊敬するナンバーがミュージカルの中にありましたがエリザベス1世は女王として生きるために処刑されてしまったアン・ブーリンの娘ではなく、ヘンリー8世の娘であることを強調したそうな。ヘンリー8世、今ならなんらかの精神的障害をうたがってもおかしくないように思います、なんでしょうね。
在位60年を越えるエリザベス2世の戴冠式の頃の肖像画、往年のハリウッド女優のような美しさと佇まい、お母さんは101歳で亡くなったそうで長寿の家系なんだなあと。チャールズ皇太子は73歳なのか。
ダイアナさんがダイアナ妃として紹介されていたのは嬉しかったです。1992年にロンドンを訪れた時、結婚式をあげたセント・ポール寺院を訪れたし、マダム・タッソーの蠟人形館ではダイアナ妃の精神的な不調が伝えられるようになる前の、幸せそうにみえたロイヤルファミリーの姿に会いました。2008年に訪れたパリでは、パパラッチにおいかけれたダイアナ妃を乗せた車が激突した地下高速道路の壁もみました。慈善事業に心を注ぎ多くの人に愛されたダイアナ妃のアクセサリーの一部はウィリアム王子とヘンリー王子の妃へと受け継がれていっているとのこと。
ダイアナカット、懐かしいですね。結婚式の様子は世界中にテレビで流れました。
人を惹きつけずにはおかない瞳をしていらっしゃいますね。
写真ないですが、プリンス・エドワード島の命名のもとになったエドワード王子、のちのケント公、ケント公の娘で『赤毛のアン』の時代、イギリスの植民地だったカナダの国家元首ヴィクトリア女王の肖像画もありました。ヴィクトリア女王、在位63年、幸せな結婚をしましたが夫アルバート公が結婚21年目で亡くなり、晩年は使用人を寵愛したことで仲を疑われたりもしましたが孤独に満ちたものだったと。150㎝は私と同じぐらいというのはどうでもいいことですが小柄で18歳で即位した時は誰もが助けてあげたいと思う愛らしさに満ちていたとか。即位したころの大理石の胸像がありましたがきれいでした。ヴィクトリア女王が結婚式でまとった純白のドレスがウエディングドレスのもとになっているそうな。
会場でQRコードを読み込むと家系図をみることができるようになっていました。なかなか頭の中を整理するのはむずかしいですが、ハプスブルク家と同様、こういう家系図、はまると面白いでしょうね。人生の時間で余りがあったらとことん読み込んでみたいです。
今さらでそうなのかとしったのはエリザベス1世亡き後、チューダー朝が終わると王位を継いだのは『赤毛のアン』の中にも登場する、エリザベス1世が処刑したスコットランド女王メアリー・スチュアートの息子ジェームズ1世だったということ。チューダー朝のあとはスチュアート朝でした。
オーストリアのハプスブルク家、フランスのブルボン家、そしてイギリスの王朝、それぞれ舞台になったり映画になったり、ドラマがありすぎますね。おいかけ始めれば面白くてとまらなくなりそうです。
東京文化会館の横、銀杏が金色に輝き、葉っぱがはらはらと雪が舞うように落ちて金色の絨毯がひろがっていました。
上野動物園の看板が遠くに見えていました。
ライトアップされた東京国立博物館。
国立西洋美術館は『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が終わると、2022年春までの休館に入っていました。コロナ禍で海外作品の展示予定を組むのはむずかしいですね。さみしいですがまたきっと会えると信じています。
こんな時に海を渡ってこうして日本にやってきてくれているなんてありがたいことです。音声ガイドにデヴィ夫人が特別出演されていますが時間足りなくなりゆっくり聴くことができなかったのは残念です。ダイアナ妃と会ったことがあるそうですごく背が高かったのが印象的だという話。
東京だけの開催かな、検温無事にクリアして会期中にこうして1回だけでもなんとか行くことができたのは幸せなことです。