ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』-PV【舞台映像Ver.】
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fff39d2b0e3f9a8bdbab7efe1e35fe7d
一昨日の夜というよりは昨日の朝5時半頃までねつくことができなかったので、午後からの出社とさせていただき夕方6時まで仕事。そのあと不安神経症とたたかいつつ、有楽町まで少し足をのばして日生劇場で『ニュージーズ』の公演プログラムを購入してきました。現金のみで2,000円は安くありませんが人生の必要経費。劇場のみでの販売、入口に何冊か積まれていていました。夜公演上演中の劇場から歌声が聴こえてきました。清史郎君のビジュアル写真、少年ガブローシュが青年になって帰ってきたような感覚で胸あつです。0歳から仕事している清史郎君、すでに芸歴20年。京本大我君、松岡広大君、石川新太君、メインキャストがみんな子役時代から仕事していて芸歴の長いことが舞台を頼もしいものにしているようです。『フライングサパ』がそうであったように中止となってから、作品は役者さん、スタッフさん、それぞれの中でねかされ熟成されてより深いものになったのでしょう。
プログラムに寄せられた小池修一郎先生のメッセージより一部引用させていただきます。
「オーディションを経て集まった16人のニュージーズと共に2020年の2月に稽古に入り、1幕のあらましが出来たところで稽古は中止。数日後に公演の延期が発表された。密になるので、集まって挨拶することもなく解散した。10代も多々いる。人生を始めたばかりの彼らにとって、これはかなりショックな出来事だっただろう。いや、誰よりも京本大我本人とそのファンの人々に取って、それは耐え難い事実であったに違いない。関係者の尽力でなんとか一年半後に再開が決まった。キャストもスタッフもスケジュールを再調整して、大半が再集結することができた。
延期はマイナス面ばかりではない。私自身、再度内容を検討することができたし、各ダンスのジャンルから集められたニュージーズたちは、タップ初心者が多かったが、今では難しい振付をこなしている。歌もまったく初めてのメンバーが多かったが、コーラスの響きは比べようもなく厚かった。そして、主演の京本大我は、心身技ともに、ひと回りもふた回りも大きくなった。スリムな王子様タイプから逆境をはね除ける若者に変身した。歌声の強さに演技の確かさ、ミュージカル界をリードするスターとして王手を掛けたと言って過言ではない。
実在の事件を元にした作品だが、史実として「新聞配達少年」ならぬ「新聞販売の個人事業主少年」というのは、日本にはないシステムで、如何にも過当競争の国アメリカ的である。ピュリツァー賞で有名なジョセフ・ピュリツァーは、ジャーナリズムの聖人かと思いきや、徹底した利益優先の資本家として描かれる。だが、悪人ではなくやり手なのであり、主人公ジャックは資本家と渡り合って、自分の才能を生かしつつ、堂々と生きていく。現実との妥結点を巡る物語としてユニークな作品である。
劇中の、後に大統領となるルーズベルト知事の言葉が心に残る。
「目を星に向け、足を地に着けよ」
遠い理想を求めつつも、今の自分の足元を見極め、着実に歩んで行けば、夢は達成し得る。コロナに打ちひしがれた世界は、これから再び新しい時代に踏み出して行かなければならない。その時、我々はこの言葉を思い出して生きていこう。未来ある若者たちが明日の時代を築いていくためにも。」
【ゲネプロ観劇レポ―ト】ミュージカル『ニュージーズ』▷京本大我がリーダーのカリスマ性を体現
https://metropolitana.tokyo/ja/matisowa/5629
「ニュージーズ(新聞売り)、彼らは給料制で雇われではなく、新聞を自分で買い付けて、自力で売るから、売れ残れば赤字になる。彼らの多くが貧しく学校にも行けず、家族がいない者も少なくはなかった。」
ウオルト・ディズニーは貧しかった少年時代に新聞売りをやっていました。映画『ウオルト・ディズニーの約束』の中で描かれていることを思い出しました。
『ウオルト・ディズニーの約束』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/3a483272120201eef31faefe999cc26c
日比谷コテージで『マドモアゼル・モーツァルト』の公演プログラムとグッズ、販売中。鮮やかなブルーのトートバッグが大きなリボンあしらわれていて可愛いのにテンションが上がりました。2,500円、購入してお金を回した方がいいんですよね、迷う。
https://www.tohostage.com/mm/#goods
25日で閉店するMUJICAFEで早めの夜ごはん。東京宝塚劇場をながめながら、公演プログラムを読む幸せなひととき。惜しむ声をお店の人に伝えている方もたくさんいらっしゃるようですがわたしはできませんでした。あと少し、チャンスはまだあります、伝えられるかな。
現実にはない夢と希望が劇場にはある。もう少し生きてみようって思える場所。
寒暖差すごくてきついですが、明日は眠れなくても朝から出勤したい。今夜眠れますように・・・。
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fff39d2b0e3f9a8bdbab7efe1e35fe7d
一昨日の夜というよりは昨日の朝5時半頃までねつくことができなかったので、午後からの出社とさせていただき夕方6時まで仕事。そのあと不安神経症とたたかいつつ、有楽町まで少し足をのばして日生劇場で『ニュージーズ』の公演プログラムを購入してきました。現金のみで2,000円は安くありませんが人生の必要経費。劇場のみでの販売、入口に何冊か積まれていていました。夜公演上演中の劇場から歌声が聴こえてきました。清史郎君のビジュアル写真、少年ガブローシュが青年になって帰ってきたような感覚で胸あつです。0歳から仕事している清史郎君、すでに芸歴20年。京本大我君、松岡広大君、石川新太君、メインキャストがみんな子役時代から仕事していて芸歴の長いことが舞台を頼もしいものにしているようです。『フライングサパ』がそうであったように中止となってから、作品は役者さん、スタッフさん、それぞれの中でねかされ熟成されてより深いものになったのでしょう。
プログラムに寄せられた小池修一郎先生のメッセージより一部引用させていただきます。
「オーディションを経て集まった16人のニュージーズと共に2020年の2月に稽古に入り、1幕のあらましが出来たところで稽古は中止。数日後に公演の延期が発表された。密になるので、集まって挨拶することもなく解散した。10代も多々いる。人生を始めたばかりの彼らにとって、これはかなりショックな出来事だっただろう。いや、誰よりも京本大我本人とそのファンの人々に取って、それは耐え難い事実であったに違いない。関係者の尽力でなんとか一年半後に再開が決まった。キャストもスタッフもスケジュールを再調整して、大半が再集結することができた。
延期はマイナス面ばかりではない。私自身、再度内容を検討することができたし、各ダンスのジャンルから集められたニュージーズたちは、タップ初心者が多かったが、今では難しい振付をこなしている。歌もまったく初めてのメンバーが多かったが、コーラスの響きは比べようもなく厚かった。そして、主演の京本大我は、心身技ともに、ひと回りもふた回りも大きくなった。スリムな王子様タイプから逆境をはね除ける若者に変身した。歌声の強さに演技の確かさ、ミュージカル界をリードするスターとして王手を掛けたと言って過言ではない。
実在の事件を元にした作品だが、史実として「新聞配達少年」ならぬ「新聞販売の個人事業主少年」というのは、日本にはないシステムで、如何にも過当競争の国アメリカ的である。ピュリツァー賞で有名なジョセフ・ピュリツァーは、ジャーナリズムの聖人かと思いきや、徹底した利益優先の資本家として描かれる。だが、悪人ではなくやり手なのであり、主人公ジャックは資本家と渡り合って、自分の才能を生かしつつ、堂々と生きていく。現実との妥結点を巡る物語としてユニークな作品である。
劇中の、後に大統領となるルーズベルト知事の言葉が心に残る。
「目を星に向け、足を地に着けよ」
遠い理想を求めつつも、今の自分の足元を見極め、着実に歩んで行けば、夢は達成し得る。コロナに打ちひしがれた世界は、これから再び新しい時代に踏み出して行かなければならない。その時、我々はこの言葉を思い出して生きていこう。未来ある若者たちが明日の時代を築いていくためにも。」
【ゲネプロ観劇レポ―ト】ミュージカル『ニュージーズ』▷京本大我がリーダーのカリスマ性を体現
https://metropolitana.tokyo/ja/matisowa/5629
「ニュージーズ(新聞売り)、彼らは給料制で雇われではなく、新聞を自分で買い付けて、自力で売るから、売れ残れば赤字になる。彼らの多くが貧しく学校にも行けず、家族がいない者も少なくはなかった。」
ウオルト・ディズニーは貧しかった少年時代に新聞売りをやっていました。映画『ウオルト・ディズニーの約束』の中で描かれていることを思い出しました。
『ウオルト・ディズニーの約束』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/3a483272120201eef31faefe999cc26c
日比谷コテージで『マドモアゼル・モーツァルト』の公演プログラムとグッズ、販売中。鮮やかなブルーのトートバッグが大きなリボンあしらわれていて可愛いのにテンションが上がりました。2,500円、購入してお金を回した方がいいんですよね、迷う。
https://www.tohostage.com/mm/#goods
25日で閉店するMUJICAFEで早めの夜ごはん。東京宝塚劇場をながめながら、公演プログラムを読む幸せなひととき。惜しむ声をお店の人に伝えている方もたくさんいらっしゃるようですがわたしはできませんでした。あと少し、チャンスはまだあります、伝えられるかな。
現実にはない夢と希望が劇場にはある。もう少し生きてみようって思える場所。
寒暖差すごくてきついですが、明日は眠れなくても朝から出勤したい。今夜眠れますように・・・。