まともな大臣がひとりもいない岸田政権、どいつもこいつもポンコツ、ポンコツだらけ、ポンコツしかない、そりゃ日本がよくなっていくはずありません。そもそも日本をよくしていこうなど微塵もないのでしょう。
いろいろと見るにつけ、平成の間いかに日本が弱体化してきたか、とくに小泉政権の構造改革の上に安倍政権で日本が転がり落ちてきたかを知るこの頃。自己責任という言葉で政策が悪いのを個人の努力が足りないにすりかえれてきました。このままでは日本は本当にもう終わるのだろうと思います。
2024年5月24日参議院農林水産委員会
紙智子議員の質疑、
(15) 農水相、発言撤回し謝罪「認識の誤り」ただす 2024.5.23 - YouTube
「16日参農水委 立民徳永「(様々なデータを示し説明)~この四半世紀25年で、すっかりと、農業の生産基盤は弱体化してしまったと、言っても過言ではないという風に思います。なぜ、こんな事になってしまったのか、まずは農林水産大臣に、その理由について、お考えを伺いたいと思います」
農水大臣、「基本法改正の狙いと具体策」についての原稿を長々と読み上げる
委員長「この際申し上げます。答弁は、質疑者の趣旨を呈し、簡潔かつ明瞭に行うよう願います」
徳永議員、10年20年前から確実に弱体化してきた、その大きな理由は規模拡大、法人化である、と
坂本「生産基盤が弱体化したとは思っておりません。~自民党政権としては、その生産基盤と言うのを、まぁ強化を、して参りました。さらには農業産出額、9兆円というものを、ま、維持しておりますので、私は、えー農業全体として、減少、、就業者数そのものは減少傾向にあるけども、やはり農地の集積化、こういったものを進めて、そして生産額をしっかりと確保している、ま、言う風に思っております」
徳永「~生産基盤が弱体化していないとおっしゃいましたけど、歴代の農水大臣は、生産基盤の弱体化、認めてますからね?委員会の中でちゃんと認めてますから。確かに農業総産出額は、9兆円台、減ってませんよ。だけど、現場はですね、農家戸数が減って、小規模家族経営農家が淘汰されて、人が減って、農地が減って、生産力、生産装置は、確実に弱体化してるって事は、これ、数字見て、明らかじゃないですか。それが弱体化していないって、ホントに残念な答弁だったと思います」
立民田名部「大臣、さっきね、生産基盤は弱体化してないと、これ、大臣答弁されたって事は、農水省の見解、つまり政府の見解、と言う事でよろしいですか?」
坂本「私は、先程、の委員長から、質問に的確に答えるようにと、注意を受けましたので、その注意を受けて、私が感じてることを、考えたことを言いました。あのー、弱体化、というのは、非常にやっぱり厳しい環境の中で、ニッポンの農政、あるいは農林水産省、私は、あのー総シュツ、あのー生産額も含めて、あるいは集約化、ぁ等も含めて、私はス、頑張ってる、進んでる、言う風に思います。弱体化と言うことで、一刀両断に切り捨てる事はこれまでの、やはり与野党の、努力というものをやはり、アイヤあの、農林水産省の努力と言うものを、ヤハリ無にするものであるという思いで、先程そういうオモ、そういう答弁を致しました」
田名部「あのー、大臣の、今の、思いは、分かりました。でも、今、基本法の議論して、これからね、計画を立てて、どういう政策を打って行くかって言う時に、今の現状、どうなってるかって事は、的確に私達、把握しとかなきゃいけないと思うんですね。で、色々な団体からも、生産基盤の弱体化、それは懸念も含めてですけど、ご指摘がある。大臣の答弁を受けて、急いで調べたんですけど、たとえば令和4年の食料農業農村白書、これダイジェスト版でね、特集で、食料安全保障の強化に向けてって特集組まれてるんですけど、一番その最後に、今の現状どうかって事が書かれてるんです。『~生産基盤が弱体化』なんですね。で、いや、みんなが頑張って来たんだから、弱体化と一刀両断するのは、努力を無にするよね?って、気持ちは分かりましたけれども、でもやっぱり、今、どういう現実なのかと言うことを踏まえないといけないという風に思っているので~この議論にとって大事なことは、現状どうかって、このままほっといたらどうなっちゃうか、そこから始まらなきゃいけないと思うので、ま、『弱体化していない』はちょっと言い過ぎだったかなぁ、とか、大臣どうですか?」
坂本「あのーーー、えー、チョ、トータル的に見て、弱体化はしていない、という風に思います。ソレハ一部において、えー様々な農村地域の疲弊、中山間地、こういったところの、ぉーやはり、ぃー弱体化、ありますけれども、トータルで見て、やはり農業産出額、ぅはまぁ9兆円もキープしている、しかしの令和3年4年以降の、ぉー気候変動の、ぉーぉーヤッパ影響と言うのが、想定を超えるものがありますそれから、地域紛争、地政学的リスク、これも私達では考えられなかったような状況になっております。さらには、アフリカを中心とした人口の爆発的な増加、こういう事もやはり非常にあのーー懸念をされます、そういう懸念の材料が、この1年この2年で非常に顕在化してきた、この事に対して、今のままの状況では、やはりこれを、この危機を乗り切れない、という事で、私自身としては、この食料農業基本法のぉ改訂、改正案と言うものを、ま、提出したところ、でございます」
共産紙「~『弱体化しているとは思っていない』という答弁、エッ、と思いました。ちょっとビックリしたんですね。というのは、大体ほぼ、与野党間でも、生産基盤が全体に、耕作者もそうですし、生産者、それから農地もそうですし、ずっと右肩下がりで来ている、というのは、多分、共通の認識できてると思っていたんですよ。やっぱりそれを、生産基盤そのものが弱まってるって言う事を、何回も質問してきましたけど、大体、そこの所の認識は、同じだったんじゃないのかな、と思ってたんですけど。先程の答弁で大臣が『弱体化していると思っていない』って言う風に言ったもんですからね。~過去の質問で、確か共有してたよな、と思って調べてみたんですけど、そしたらですね、2019年の時に、私、予算委員会で質問していて、こういう図式でもって(資料を掲げる)生産基盤の話をして、この時の総理大臣は安倍総理大臣だったんですけど~『生産基盤が弱体化してるって事なんですけど、総理、これ深刻に受け止めてるんですか、どうなんですか?』って言う風に聞いた時に、当時の安倍総理の答弁と言うのは、『今おっしゃった、生産基盤の弱体化って言う事でございますが、こうした状況を正面から受け止めまして、農業の活性化待ったなしと、強い危機感の元に、農政全般にわたって抜本的な改革を進めて来たんだ』と言う話しながらね、やっぱり、そういう農業に変えて行かなきゃいけないって思ってますって答弁なんですよ。だから、それから何か上向きにね、変わったのかというと、そうじゃないわけですよ。むしろ、もっと数字は下がってきているという中で、それでちょっと、、弱まってるとは思わないって言う認識を示されたって言うのは、これ、岸田政権になったらそう変えたのかなって、思ったんですけど。もしそうでないとしたらね、ちょっとやっぱり修正された方がいいんじゃないかなと思うんですが、いかがですか?」
坂本「あのー、午前中の、ぉーご質問では(徳永&田名部)ぁー農業キ、生産基盤が弱体化しているという風な、まぁあの、” 決めつけ ” の、あのー質問でございましたので、私の方からは、やはりこれだけ、農林水産省も含めて努力してるのに、弱体化の一途ではない、私自身70年間、農村社会に住んでましたけども、やはり、以前よりも、ま、飛躍的に、農業も、あるいは物言える環境も(は?)、そして選択肢も、色々広がってきております。ですからジャイ、弱体化、と言うのを、どこに、やはり、ぃー求めるのか、どこが弱体化してるのか、それは我々がこれからやらなければいけない事であると