‐別天つ神五柱‐
天地(あめつち)初めてひらけし時、高天(たかま)の原に成れる神の名は、あめのみなかぬしの神。次にたかみむすひめの神。次にかみむすひの神。この三柱(みはしら)の神は、みな獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隠したまひき。
次に國稚(くにわか)く浮きし脂(あぶら)の如くして、海月(くらげ)なす漂へる時、葦牙(あしかび)の如く萌えあがる物によりて成れる神の名は、うましあしかびひこぢの神。次にあめのとこたちの神。この二柱(ふたばしら)の神もまた、獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隠したまひき。
上(かみ)の件(くだり)の五柱(いつはしら)の神は、別天(ことあま)つ神。
(『古事記』より)

戦後のアメリカ教育で西欧諸国の精神性が高いかのように刷り込まれて、哲学も心理学も社会学もあらゆる分野で西欧から学ばされてきましたが日本人の方がはるかに精神性が高くすぐれた文化を育んできたのだということにようやく気づきました。戦後のアメリカ教育の成果でなんの国家観も哲学も持たない世代が国の中枢にすわるようになり次から次へと日本を破壊しています。この国はどこへ向かっているのでしょうか。
高校へ入学したとき、親が買ってくれた岩波文庫の青少年向けにセレクトされた文庫本セットの中から『古事記』『風姿花伝』などをようやく少しずつ読んでいます。ようやく読めるような自分になりました。わからなくても読むんです。日本の素晴らしい精神性に触れないなんてほんとに勿体ないです。
天皇陛下を中心としてきた日本には西欧のような奴隷制度がしかれた歴史はありません。大航海時代から植民地化・奴隷化して搾取してきた中東アジアの人々を安い労働力として使おうとして移民をいれた結果が現在のヨーロッパ。EU、通貨を統合して人も物も自由に行き来できるなんて素晴らしいことのように思わされてきましたが、それぞれの国柄がこわれ社会全体が共産化していくということだとようやくわかりました。
街頭演説 in JR米子駅前イオン付近 令和7年2月23日(日)11:00~ 【参政党代表全国キャラバンLive】
日本の國體を考える -神谷代表の「日本人にとって為になる」演説