たんぽぽの心の旅のアルバム

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《アフターコロナの真実》日本国内の病院で続く厳しい基準の“面会制限”、「患者にとって不都合な環境になる」との指摘も

2024年10月12日 01時12分59秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年10月10日女性セブンプラス、

《アフターコロナの真実》日本国内の病院で続く厳しい基準の“面会制限”、「患者にとって不都合な環境になる」との指摘も (女性セブンプラス) - Yahoo!ニュース

「病気と闘う家族や友人の元に駆け付け、顔を見て話して、手を握って励ます──“予防”の名の下、そんな「当たり前」のことがままならない現実がある。この問題が解決しない限り、コロナ禍はいつまでも終わらない。病院の面会制限の問題について、ジャーナリストの鳥集徹氏と本誌女性セブン取材班がレポートする。

「末期がんの義母が東北地方の病院に入院しているのですが、面会できるのは緊急連絡先として登録されている義父と次女だけ。長女や、三女である私の妻は『新型コロナが流行している』という理由でいまも面会できずにいます。

義母と最後に会ったのは入院する前、夏休みの帰省中で、それが最後になるかもしれない。国内の多くの病院がいまだに厳しい基準で面会制限を設けていますが、私も当事者になってはじめて、その異常さに気づきました」

そう話すのはXなどのSNSで「内科医の端くれ」というアカウント名で発信を行う30代男性の医師Sさんだ。ここ数年の間、家族や知人が入院した人で、S医師と同じような経験をした人は多いだろう。

新型コロナウイルスが蔓延し、感染が拡大していった2020年、日本中の病院が入院患者への面会を禁止または制限した。

その根拠の1つとなったのが、厚生労働省が同年2月25日に都道府県に向けて発表した「医療施設等における感染拡大防止のための留意点について」という通達だ。そこにはこう書かれている。

《面会については、感染経路の遮断という観点から、感染の拡大状況等を踏まえ、必要な場合には一定の制限を設けることや、面会者に対して、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には面会を断るといった対応を検討すること》

確かに新型コロナウイルスに未知の部分が多く、致死率も高かった当初は、面会の禁止や制限は致し方なかったかもしれない。

しかし2023年5月に政府は新型コロナウイルス感染症を季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に位置づけ、それをきっかけに社会はほぼコロナ前の日常を取り戻した。ところが多くの医療機関や介護施設では、いまも2020年から“時が止まっている”かのように厳しい感染対策を続けている。

別掲の表を見てほしい。これは、国内の病床数が多い病院上位10施設の面会制限の状況をS医師が調べたものだ(2024年9月末時点)。国内で最大規模の藤田医科大学病院は「原則として病院が必要と認めた場合に限る」。倉敷中央病院や東北大学病院の面会時間はたったの「15分」。これでは込み入った話や相談事は、ほぼできない。

厳しい面会制限を嘆く声はXにも多数投稿されている(以下、一部抜粋・原文ママ)。

《慢性心不全で療養していた妻が昨年亡くなりました。3年間に渡り入退院を繰り返していましたがコロナで面会禁止。最後も見取りができない。深夜、病院から『呼吸が止まったので来て下さい』との電話。面会ができずに行ってしまったことが唯一の心残りです》(投稿日9月5日)

《最愛の祖父の最期にコロナという名目で会うことがかないませんでした。聡明な祖父が施設で言っていました。『コロナの人が会えないならまあわかるけど、どうしてそうじゃない人も会えんのや。じいちゃんが言うてもこんな年寄りの話は誰も聞いてくれんのや』祖父が亡くなってもう2年になります》(同9月9日)

温もりなしの入院に耐えられない

面会制限が患者の環境を悪化させる

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