
「2011年、平成23年3月11日
午後2時46分18.1秒 本震発生。
北緯38度6分、
東経142度51.6分
マグニチュード9.0
深さ24km
最大震度7:栗原市築館
西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型」
16時過ぎ大きな揺れがおさまったので自分の机の前に戻り、最初にみたニュースがイギリスのBBC放送でした。巨大地震が日本を襲ったという英語のタイトルで太平洋沿岸部に津波が押し寄せる映像が流れました。
実質的な被害はひとばん帰宅困難者となったこと、計画停電によりなんどか2時間電気のこない部屋で過ごしたということだけに過ぎませんが、その後いつも心のどこかで恐怖と背中合わせの人生となりました。2010年9月に父が死に2012年2月に母が死に、2011年3月11日14時46分をはさんで心は壊れました。ほんとうはこの頃でわたしの人生は終わっていたのだと思います。人との比較で語ることはできません。終わりがみえてきました。間違いばかりで何もできませんでしたが国に騙されてきた人生でもあったわけです。破滅へと向かっている日本。いろいろともういいやというこの頃。