「「のはらへ いって、たんぽぽを つんで きましょう。
サラダを たくさん つくるのよ。」
かあさんうさぎが いって、おおきな バスケットを もちました。
こうさぎの ピョンは おおよろこびで、かあさんに ついて いきます。
はるの のはらは、さきたての たんぽぽで いっぱい。
あたたかい ひかりと そよかぜも いっぱい。
「おいしい サラダが できそうだわ。ことし はじめての たんぽぽサラダ。」
かあさんうさぎが、せっせと たんぽぽを つんで、バスケットにいれて いる あいだ、
ピョンは はなを みて いました。
「たんぽぽって、いい におい。ちいさい おひさまみたいだな。」
ピョンは、おさらに いっぱい たんぽぽの サラダを たべました。
「ああ、おいしかった。おなかが いっぱいだ。でも、どう したんだろう。はなが むずむずするよ。」
ピョンが いうと、かあさんうさぎは セーターを もって きました。
「かぜを ひいたのかも しれないわ。さあ セーターを きて。」
ピョンは、セーターを きました。とたんに はっくしょん!
「あれ、なんだろう?」
くしゃみと いっしょに とびだした ものを みて、ピョンは めを まるく しました。てんとうむしと ちょうちょうです。
「わたしたち、あなたに たべられちゃったのよ、たんぽぽのサラダと いっしょに。でも、おおいそぎで でて きちゃった。だって、これから はるが はじまるんですもの。」
はねを ひらひらせて、ちょうちょうが いいました。
「わたし、たんぽぽの みつを たくさん のみたいわ。」
「ぼくは たんぽぽの ベッドで ねむりたい。」
てんとうむしも いいました。
「たんぽぽの サラダって、おいしくて おもしろいね。おかあさん、あした また つくってよね。」
てんとうむしと ちょうちょうが、のはらに かえった あとで、ピョンは かあさんうさぎに たのみました。」
サラダを たくさん つくるのよ。」
かあさんうさぎが いって、おおきな バスケットを もちました。
こうさぎの ピョンは おおよろこびで、かあさんに ついて いきます。
はるの のはらは、さきたての たんぽぽで いっぱい。
あたたかい ひかりと そよかぜも いっぱい。
「おいしい サラダが できそうだわ。ことし はじめての たんぽぽサラダ。」
かあさんうさぎが、せっせと たんぽぽを つんで、バスケットにいれて いる あいだ、
ピョンは はなを みて いました。
「たんぽぽって、いい におい。ちいさい おひさまみたいだな。」
ピョンは、おさらに いっぱい たんぽぽの サラダを たべました。
「ああ、おいしかった。おなかが いっぱいだ。でも、どう したんだろう。はなが むずむずするよ。」
ピョンが いうと、かあさんうさぎは セーターを もって きました。
「かぜを ひいたのかも しれないわ。さあ セーターを きて。」
ピョンは、セーターを きました。とたんに はっくしょん!
「あれ、なんだろう?」
くしゃみと いっしょに とびだした ものを みて、ピョンは めを まるく しました。てんとうむしと ちょうちょうです。
「わたしたち、あなたに たべられちゃったのよ、たんぽぽのサラダと いっしょに。でも、おおいそぎで でて きちゃった。だって、これから はるが はじまるんですもの。」
はねを ひらひらせて、ちょうちょうが いいました。
「わたし、たんぽぽの みつを たくさん のみたいわ。」
「ぼくは たんぽぽの ベッドで ねむりたい。」
てんとうむしも いいました。
「たんぽぽの サラダって、おいしくて おもしろいね。おかあさん、あした また つくってよね。」
てんとうむしと ちょうちょうが、のはらに かえった あとで、ピョンは かあさんうさぎに たのみました。」