たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

丸の内KITTE-挑戦し続ける宝塚歌劇(3)

2022年05月20日 16時21分47秒 | 宝塚
丸の内KITTE-挑戦し続ける宝塚歌劇(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4d32accb247e6f87bd4e86f3b90879ce


丸の内KITTE-挑戦し続ける宝塚歌劇(1)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/359bf683b472e7c6a74fe77279cdc328


2021年4月4日(日)、丸の内KITTE挑戦し続ける宝塚展、

タブレット端末に撮りだめたままとなっていた写真をようやく整理しました。

赤レンガの東京駅











スカイステージが流れていました。
だいもん(望海風斗さん)の退団記念番組、宝塚大劇場千穐楽のあと、同期のかちゃ(凪七瑠海さん)司会の番組で退団、歌のプレゼント、きいちゃん(真彩希帆ちゃん)が花束もって登場という内容。後日オンデマンド配信されたものを視聴しました。











































1年で顔ぶれが変わりました。
今のところ、宙組のワンツーだけが変わらずにいてくれます。




花組・月組100th anniversary-『Greatest Moment』-11月21日ライブ配信-第一幕

2022年05月20日 01時53分21秒 | 宝塚
2021年11月21日(日)12時~、東京国際フォーラムホールC、花組Bバージョン、

 1921年に花組・月組が誕生して100年目をお祝いするコンサート。ライブ配信で視聴しました。メモをみながらようやく自己満足の備忘録、曲名はわかる範囲で。敬称略で失礼します。


第一幕の出演者

 真矢ミキ、愛花みれ、真琴つばさ、瀬奈じゅん、大鳥れい、彩吹真央、霧矢大夢、

 壮一帆、彩乃かなみ、瀬戸かずや、蘭乃はな、

テーマソング 闇を照らす希望

瀬奈じゅん 「あかねさす紫の花」

瀬奈じゅん・彩乃かなみ 「いこうマドリードへ~♪」

凪七瑠海・紫門ゆりや 「我が恋の歌、きけよ花の歌~♪」
           「愛の花詩集」

凪七瑠海・紫門ゆりや ソロ 曲名わからず、

凪七瑠海・紫門ゆりや・男役アンサンブルキャストで「すみれの花咲く頃」

🌻同期トーク
真矢ミキさん;今日はまじめに、
真琴つばささん;花組と月組で約8年ずつ、里帰りしてきました
真矢ミキさん;18年在団、
愛華みれさん;16年在団、

真矢ミキさんと愛華みれさんは23年ぶりに会った、一番手と2番手で楽しかったと。
『モン・パリ』が初めてのレビュー、燕尾服を着るのはすごいことと真矢ミキさん。
このあと燕尾服でした。

真矢ミキ・森奈みはる デュエット、曲はわからず、みはるちゃんの赤いドレスが印象的。

大鳥れい 『夜明けの序曲』より、川上音二郎が亡くなったあとの台詞再現、

愛華みれ トップお披露目公演『夜明けの序曲』のテーマソング、

愛華みれ・大鳥れい 『夜明けの序曲』の台詞再現からデュエット、

愛華みれ・大鳥れい・瀬戸かずや 「セラヴィ セラヴィ 夢は夢は輝く~♪」

彩吹真央 曲名わからず、

壮一帆 「ぼくはドンファンなんかじゃない~♪」

蘭乃はな 『オーシャンズ11』よりテスの「エデン」


🌻瀬奈じゅん・彩乃かなみ・大鳥れいでトーク

瀬奈じゅんさん
 花組バージョンは下級生のつもりで出ている。かなみちゃんと月組でトップコンビを組んだ。
大鳥れいさん
 10年間花組で在団。
瀬奈じゅんさん
 大鳥れいさんに、相手役をとっかえひっかえと。
 蘭乃はなちゃんを振り返ってから、可愛いねえ、みどりにもあんな頃があったよねと。


真琴つばさ 「いつの日か いつの日かリビア きっと妻に~♪」
      「メアジュテーム 夜霧に濡れ アマール アマール ライライライ ライライライ~♪」

 なんどもきいたことのあるよく知っている歌のように思いましたが残念ながら曲名わからず、

凪七瑠海 「エンター・ザ・レビュー」

霧矢大夢 「世界ではじめての夢が生まれる~♪」

壮一帆・蘭乃はな・アンサンブルキャストで「カノン」

瀬戸かずや登場で「EXCITER!!」

🌻壮一帆・蘭乃はなでトーク

『虞美人』で蘭ちゃんは壮さんの愛人の役だった。
らんちゃん、月組と花組でハイブリッド、花の方が長かったと言うと、壮さん、ハイブリッド、おばさんにはむずかしいこと言うね、とツッコミ。
らんちゃん、
 お披露目公演で痩せてしまった、インナーベルトをつけていなかったのでフィナーレの大階段で2回、
 転んだことがある。
壮さん、よく歌詞を間違えていた、ごまかしのプロだった。
らんちゃん、旦那さん3人、誰も出ていないのでソロ活動。

瀬戸かずや・大鳥れい 「ブンダヴァー ブンダヴァー~♪」

壮一帆 知っている歌だけれど曲名わからず、

瀬奈じゅんトート・大鳥れいエリザベート 『エリザベート』より「私が踊る時」

壮一帆エリック・彩吹真央キャリエール 『ファントム』より「You Are My Own」

彩乃かなみ 曲名わからず、

瀬奈じゅん・彩乃かなみ 曲名わからず、

瀬奈じゅん・霧矢大夢 「もつべき友それこそ~♪」

瀬戸かずや・アンサンブルキャストで『テンダー・グリーン』より「心の翼」

真矢ミキ 「せめて心やさしき悪党としてこの街を去ろう~♪」

ハットをかぶってアンサンブルキャスト4名と男役のダンスで第一幕終了。

 ライブ配信でしたが、真矢ミキさんと愛華みれさんの舞台姿を拝見したのは25年ぶりぐらいだったでしょうか。振り返ってみると本当に盛りだくさんでした。歌い継がれてきている曲が多く、何度もきいたことある気がするけれど、タイトルもどの作品の曲なのかもわからないものが多く、100年の歴史よと思いました。わたしが出会っているのは100年の中では末の方の、ほんの30年弱なんですね。1914年、第一次世界大戦の年にスタートした宝塚少女歌劇、この唯一無二の世界が永遠でありますようにと祈らずにはいられません。














【独自】アメリカ・CDCの広域拠点を東京に設置 バイデン大統領訪日にあわせ発表へ

2022年05月20日 01時25分58秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年5月19日TBSNEWSDIG

「アメリカのバイデン大統領の来日にあわせて、アメリカのCDC=疾病対策センターの広域拠点を東京に設置する方針が発表される見通しであることがわかりました。」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/49139?display=1


 ちょっとこわいです。WHOのパンデミック条約とか、ワクチンをうたせるために西欧諸国の権力者によって世界的なパンデミックがつくられている、決められたシナリオ通りに進んでいる説を信じてしまいそうになります。どの道日本は滅んでいきそうですが・・・。



コロナ対策、行動制限に疑問符 ワクチン接種も異論相次ぐ

2022年05月19日 12時30分13秒 | 気になるニュースあれこれ
日経ビジネスの有料会員向け記事、
20日の6時46分まで全文、無料で読めるそうです。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00454/051600002/?gift=DPGdYKCAi%252FzKHRBAZ786dn2gCjxoZWF4WTE%252FMARxvb4%253D


 誤送金4630万円の使い込みが問題なら(もちろん問題ですが)、コロナ国家予算16兆円の使途不明はもっと大きな問題のはず。次世代に法外なツケを背負わせてしまうことになります。ここで言っていても仕方ないので首相官邸にメールを送ろうと思います。コロナになると湯水のようにお金が流れている裏にはなにがあるのか・・・。

「不透明なコロナ支出 ワクチンや病床確保に16兆円、さらに膨らむ恐れ」
https://mainichi.jp/articles/20220505/k00/00m/020/063000c

『Endless SHOCK-Eternal-』-一部公演中止

2022年05月18日 19時47分33秒 | ミュージカル・舞台・映画
 4月10日から帝国劇場で上演中の堂本光一君主演『Endless SHOCK-Eternal-』、18日の夜公演、19日の昼夜公演中止とのお知らせ。午前中に東宝さんのツィッターから入りました。スタッフ、出演者のみなさま、苦渋の決断だったと思います。『笑う男』が客席に観客が入ってからでも中止せざるを得なかったように、国のガイドラインが変わらないかぎり、PCR検査で一人でも陽性者が出れば公演自体を中止にしなければならないこと、やむなしでしょう。東宝さんを責めることはできません。光一君のインスタグラムストーリーによると、光一君は心身共に元気で現段階では21日からの再開を予定しているとのこと。

 2年前の2月、千穐楽を目前にしながら光一君が当日公演中止を決断してから2年、そのあとの大阪公演と4月10日から昨日まで無事に公演できたこと、奇跡でしょう。無観客の帝国劇場で撮影された舞台の映画、楽しめました。ヒロインはあーちゃん(綺咲愛里さん)、21日から31日まで無事に公演できることを祈っています。

 博多座では、帝国劇場を無事に完走した『千と千尋の神隠し』が一部公演中止、19日からの再開は上白石萌音ちゃんがシングルキャストで主演をつとめるとのお知らせ。テレビはもっていないのでドラマをみたことがありませんが、『ナイツ・テイル-騎士物語-』で素晴らしい舞台役者と思いました。無事につとめられますように・・。

 東宝さんも綱渡りのきびしい運営が続いています。国のガイドラインに沿って、安全に幕をあけるために最善を尽くされていると思います。

 入手困難なチケットを予約できた時から公演はスタートしています。この日を心の糧に生きている観客にとっても、目の前の公演中止はいいようのない辛いものががあります。5月10日の幻になった雪組公演の阪急交通社貸切公演チケット、何度目かの幻ですがみるたびに辛くなります。辛いものは辛い。新幹線や飛行機で遠征しようとしていた方はなおのことでしょう。否定することはできません。


「今できることに全力を捧げるだけ」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4c138788f3e86be05cb03573df1b2dc6


映画『Endless SHOCK』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/f38552470458e5591bb99dcd7ad9b44a


映画『Endless SHOCK』(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9be11b62648ed88af9bb992e55db4ec0





厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃。

2022年05月18日 09時02分32秒 | 気になるニュースあれこれ
「厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃。」
https://note.com/hiroyukimorita/n/nb8167213232a


「後藤厚労相、ワクチン廃棄「実態調査も回収もしない」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/768fcc6bd027e588ddd03b0c88e14b3e29a4121a


 打ち出の小槌で無限大にお金が湧いてくるわけではなく、ワクチンもPCR検査も医療費も、無料無料とありがたがっているけれど全て税金。湯水のように流れるがごとく、使われているコロナ予算のツケを背負うのは現役世代、若者たち、そして次世代を担う子どもたち。誰も個人の懐は痛まないので平気なのでしょう。参議院選挙のあと、税金と社会保険料の天引きがさらにふえていく予感しかありません。

 この2年間で社会は何を得たのか、元大臣のコロナとの死闘?を綴った本のレビューに書かれた怒りの声が的を得ていて、全てその通りと思います。経済よりも命が大切です、みんなで高齢者の命を守りましょうとしたコロナ特別扱い対策は社会に修復不可能な傷跡を残しました。少子化が前倒しになった日本がこれから上を向いていくことはないでしょう。沈んでいくばかりと思います。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%AD%BB%E9%97%98-%E8%A5%BF%E6%9D%91-%E5%BA%B7%E7%A8%94/dp/4344037766/ref=sr_1_1?crid=36CQKD280RUIL&keywords=%E8%A5%BF%E6%9D%91+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A&qid=1652792603&sprefix=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E3%80%80%EF%BD%8B%2Caps%2C178&sr=8-1



1月から4月の間に6,753人の方が、自ら命を絶っています。社会が目を背けることのできない事実ですが、ほぼ平均寿命のコロナ死は大騒ぎするメディアがとりあげません。

警視庁WEBサイトより、

「令和4年中における自殺の状況-」
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R04/202204sokuhouti.pdf


「令和3年中における自殺の状況」

○令和3年は令和2年と比較して、20歳代、40歳代及び50歳代の各年齢階級で増加した。
○増加した年齢階級の中では、50歳代が最も大きく増加し、193人の増加となった。一方、減少した年齢階級の中では、60歳代が最も大きく減少し、158人の減少となった。

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R04/R3jisatsunojoukyou.pdf

コロナ予備費12兆円、使途9割追えず 透明性課題

2022年05月17日 16時01分44秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年4月22日日本経済新聞、

「コロナ予備費12兆円、使途9割追えず 透明性課題」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143WV0U2A410C2000000/

2022年5月5日毎日新聞、

「不透明なコロナ支出 ワクチンや病床確保に16兆円、さらに膨らむ恐れ」
https://mainichi.jp/articles/20220505/k00/00m/020/063000c



 金額が大きすぎてピンときませんが、東日本大震災の復興予算が10年間でおよそ32兆円と比較すると、コロナでは巨額の予算が湯水のように流れていることかと。尾身さんにきいたら何に使われたのかご存知なのかもしれませんが、正していこうという流れがありません。
なが


2022年5月15日日テレニュース、

「岸田内閣「支持」63% 政権発足から8か月連続50%以上を維持【世論調査】」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dde6d567628d1b38302db33cd37dd89156435f3

 回答者の年齢層は? 地域は? 職業は? ウクライナ支援もヨーロッパ諸国との連携も否定しませんが、海外の要人と握手する時はマスクしないペテン師を誰が?高齢者層は支持しているということ? 
日本は沈んでいくんでしょうね、高齢者を乗せて・・・。

スカイステージトークDreamTimeより

2022年05月17日 01時00分03秒 | 宝塚
キキちゃんに歌をまなぶ-スカイステージトークDreamTimeより
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/0867fdde25ada22d1cee23eb04c5801a

オンデマンド配信で視聴したスカイステージトークDreamTimeより。

2016年9月放送、花組時代のキキちゃん(芹香斗亜さん)、
MCはまいてぃ(水美舞斗さん)と飛龍つかさくん、

ゲストから学ぶコーナーでキキちゃんから歌を学びたいという二人、

『 メロディア -熱く美しき旋律-』のロングトーン、肺活量のトレーニングをしているのですか?-

キキちゃん、横隔膜のトレーニングはしている。声はメンタル、ここでダメだと思う瞬間ダメになる。調子に乗った瞬間にひっくりかえる。調子にのらずに自分の声を信じると。

つかさくん:『オーシャンズ11』の新人公演、客席でみた。「愛した日々に偽りはない」素敵だった。

キキちゃん;『ファンタジア』の黄色い衣装で一人残って銀橋で歌った場面、しんどかった。

つかさくん:ロケットでスタンバイしていて、芹香さんまだ歌ってるって。曲がむずかしいですよね。

キキちゃん:曲にすごい助けられた。

つかさくん:歌は気持ちが出る。

キキちゃん:新人公演で緊張ある間をつくらないようにした。歌詞を言う前にイメージをつくる。そっちに意識がいくと緊張しない。ブレスする瞬間に何を思って歌うか、ダメだと思うと声がダメになる。緊張すると集中力が散漫になる。鍛えることできっと大丈夫だって思える。


キキちゃんのことをもっと知りたい-スカイステージトークDreamTimeより
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/8d96b8231f5e118adf17e632c1dd8f73


まいてぃ:大量の台詞をおぼえるコツはー

家に帰っておぼえる、人がいるとできない、お風呂の中とかで読み続ける、そうすると人の台詞もおぼえる、これを明日までにおぼえるんだとがんばる。

つかさくん:リラックス法はー

すごい疲れたとかあまりない、アロマめんどうくさい、何もしない。リラックスするためにがんばったら疲れる。一回アロマたいたら、アロマたかなきゃになる。テレビみるみる、あと吉本新喜劇、きのうも行ってきた。

つかさくん;芹香さん自身もおもしろいですよね。

下級生になんでやねんとつっこんでしまう。いざなえるような会話をしたい。テレビのCMになにかおもしろことがころがっていたら、それを逃してはいけないと思う。

やってみたい海外ミュージカルはー

海外ドラマ『メアリー・クイーン』、イケメンもわいわい出てくる。兄と弟が出てくる、どっちかを主役にしてやろうか。

かっこいいと思う男役のしぐさはー

ソフト帽をかっこよくかぶる。

つかさくん:『ミー&マイガール』の(キキちゃんが演じた)ジョン卿のソフト帽をかぶる姿がすごくかっこいい。






 4月19日の飛龍つかさくん、音くり寿ちゃんの、次回作での退団発表は衝撃でした、まだまだこれからなのに。

 すぐにオンデマンド配信で視聴したこの、花組時代のキキちゃんをゲストに迎えたスカイステージトークDreamTimeが頭の中をよぎりました。MCはまいてぃ(水美舞斗さん)とつかさくん、キキちゃん、白いお洋服、袖が黒に黒いネックレスでオシャレでした。メモをみながら、まだ書けていなかったことを思い出し備忘録。

キキちゃん;二人が司会するの、ちぐはぐで面白い。

まいてぃ:花組にきて新人公演をやっていた時と、二番手になった今のキキさんと違いすぎる。

つかさくん;花組配属になった最初が『フォーエバー・ガーシュイン』、芹香さんのガーシュインがすごくかっこよかった。つらくて激やせしたけど、最下級生で真彩ちゃんと手伝うのが幸せだった。いつも稽古をみると泣きそうになっていた。仙名さんとの歌の自主稽古、素敵すぎました。

キキちゃん:つかさはめっちゃしっかりしてる子がはいってきたとなった。なんだ、この子はと。まいてぃは、肩甲骨をずっと見ていたい、すっごい筋肉、あとはギリシャ彫刻のような横顔。

キキちゃんの舞台印象-

まいてぃ;さわやか、貴族のボンボンが似合う、『ミー&マイガール』のジェラルドが似合う、ジョン卿の落ち着いた感じも大好き。

つかさくん:ジョン卿とジェラルド、本読みで全然違う、すごい。どちらも素敵。

キキちゃん:いつも第三者が背中にいる。パニックになった時(オスカルのかつら事件とか)、次のことを考える。

二人とどんな芝居がしたい?ー

キキちゃん:つかさとは『愛と革命の詩』のようなすごい恐怖をあたえてくれる役。

宝塚作品あてゲーム-

『フォーエバー・ガーシュイン』、

キキちゃん:花組初の主演、がんばってたつもりだけど楽しんでることの方が多かった。稽古場でずっと笑っていた。

つかさくん:主演さんが楽しんでいると周りも楽しんでついていけた。すごいまとまりがあった。

キキちゃん:15分ぐらいのタップ、みんながばってくれた。

つかさくん:滝で亡くなったガーシュインが蘇って、譜面を持つ生徒を後ろから抱きしめるシーンが素敵。

キキちゃん:もう一回やりたい。

『Ernest in Love』、

キキちゃん:サンドイッチのイメージしかなくなっちゃう。毎日食べてた。フォーラムの千穐楽、さおたさんにきゅうり24切れ、乗せられた。さゆみさん3切れ、指揮の塩田先生もきゅうり嫌いなのに10切れ食べてくれた。きゅうりはつらかった。

つかさくん:舞台上で実際食べることはあまりない。

『オーシャンズ11』新人公演、

キキちゃん:「禁断の木の実を食べたあとも幸せでいられるような」、こんな台詞を言ってたのかな。

まいてぃ&つかさくん:すごくかっこよかった。

キキちゃん:「ジャンプ」のナンバーも好き。

まいてぃ:ラスティ役、キキさんがダニーだったからリラックスできた。

キキちゃん:星組時代、銀橋で真風さんがかむと自分もかんで、二人でかんでぐだぐたになった。ダニーが最後、黒い衣装で降りてくるシーン、すごい楽しかった。

最後にキキちゃん、これからも花組をもっともっと盛り上げていきたいと話しています。



『Never Say Goodbye』、ヴィセントの「俺には出来ない」、フィナーレの「Never Say Goodbye」、どちらも東京宝塚劇場の壁が震えていました。わたしがリアルタイムでキキちゃんを知ったのは『金色の砂漠』からですが、宙組に組替えとなってからさらにぐんぐん力をつけてきています。作品ごとに新しい魅力が開花。ものすごい努力をしているのだろうと思いますが、楽しんでやれる余裕が出てきて、のびのびやれているのかなと。6月の東京ガーデンシアター、友の会で当選できたはいいものの、遠いので無事に行けるかどうか。いや行く!

つかさくん、最後まで応援しています。次の花組公演も友の会の先行抽選、申し込まなくては。まだし死ぬわけにはいかないということ・・・。

『いわさきちひろ作品集7』より-「宮沢賢治と私(「花の童話集」によせて)」

2022年05月16日 12時14分36秒 | いわさきちひろさん


(『母のひろば』64号1969年9月童心社)

「私の娘時代はずっと戦争のなかでした。女学校をでたばかりのころは、それでもまだ絵も描けたし、やさしい美しい色彩がまわりに残っていて、息のつけないような苦しさはなかったのですけれど、それが日一日と暗い、おそろしい世の中に変わっていきました。そんなころに私ははじめて宮沢賢治の作品にふれたのです。

 草がぼしゃぽしゃはえていたり、青いりんごの色に暮れていく山なみ、むこうの丘に黒ぐろと消えてのこっている松の群、日本の東北の山野のなつかしい草穂が、私の胸をうってせまり、素晴らしい交響楽のゆたかな音のなかにいる時のように、私にはもう外のものはなにもきこないような気がしました。

 ある日のこと「お姉さんは宮沢賢治の話しかしない」と一つ年下の妹が軽蔑をこめて私の話をさえぎりました。それは食事の最中でしたが、私は急に食欲をうしないました。私は家の人と顔をあわす食事どきなど、きまって宮沢賢治の話しかしなかったそうです。宮沢賢治の話がそんなにゾッとすることだとは考えられなかった私には、それはショックなことでした。そして以後、家の中では、私はひそかにその作品を読み返しているだけになりました。

 あんなに命のように大せつだった宮沢賢治も年月がたっていまはもう冷静にみられるようになりましたが、20年の童画家生活のなかで、私はまだ一度もその作品のさしえを描いたことがなかったのです。はじめのうちは彼の作品が素晴らしすぎて手も足もだせないと思っていたのですが、いまこうして童心社からたのまれてみると描きたい気持がむらむらとおきて、そんな謙虚なことはいっていられなくなりました。たいていの人は私と宮沢賢治は異質で(もちろん私のていどがひく過ぎるという意味でしょうが)どうなることかと懸念されるようですけれど、私が若いときから宮沢賢治が好きだったということは、通じるところがあるからだとそこは自信をもちます。私ふうに好きなように描いたので、それが私にはうれしくてなりませんでした。この本は私の大せつな宮沢賢治です。」



『いわさきちひろ作品集7』より-「人生はバス旅行ではない」

2022年05月15日 21時46分13秒 | いわさきちひろさん



(『月刊ほるぷ』1969年8月号ほるぷ出版)

「(これから、どんなお仕事をなさるご予定ですか。)
 
 やっぱり子どもたちのために、いい絵本を描いていきたいということかしら・・・。

 集団教育がさかんになると、たとえば絵本を見て涙ぐんでしまうようなデリケートな子どもは、どうしても無視されがちで、「集団からはみ出した子」として問題児視されたりしsます。それは大変な間違いで、そういう子は集団に入らなくても、いろんなことを見て感じているのですね。松田道雄さんが、”人生は、一生バス旅行じゃあるまい、そういうデリケートな子どもは、将来、世の中を美しくするための仕事をするだろう”と、ある本に書かれていますが、私も本当にそう思います。そして、そういうデリケートな子どもは、案外多いんじゃないのでしょうか。『赤い鳥』の復刻に見られるように、よい本は必ず、長い年月を生きつづけることができるものです。自分が小さいとき読んだ絵本を、結婚するとき、生まれてくる子のために持っていく、というような、そんな絵本をつくっていきたいですね。」