行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

歴史的な瞬間1010 大暴落と13ゲーム差を逆転して優勝

2008-10-11 18:50:06 | Weblog
昨日はすごい日であった。NYウォール街では75年ぶりの大暴落でこの一週間で18%もダウが暴落し、地獄の様相。東証日経指数も一週間で2669円暴落しついに8000円台に、これだけの下げは専門家も経験したことが無いため、皆コメントしようがないといった有様、一方東京巨人軍は13ゲーム差を逆転してペナントレースで優勝し、これまた信じられないミラクルが起きた。1010は911に並ぶ記念すべき日になった。
米国の金融恐慌が欧州に及びこの2週間、日本の株を買っている外国人投資家(東証取引の6割を占める)が日本株を売って現金を持とうとした行動が発端でパニックセイルになってしまった。専門家は指数やチャートから見ても底を打つはずだ、おかしいとのコメントをこの一週間連日出しているが、もはや経済の問題でなく心理的な問題となっているようだ。米国ではリーマンブラザーズをつぶしたのが不安心理をかき立てたと言って政府責任論が出てきた。
本日G7財務相会議で日本が経験した銀行への公的資金の投入を含むあらゆる手段を取るとの声明が出された。週明けには固唾をのんでマーケットを見ることになるだろう。未体験ゾーンに入るので庶民の生活を含め実体経済にどのような現象が出てくるのか注目!
一方明るいミラクルは、阪神ファンには暗い話題だけど、原巨人軍の勝因は25人のベンチ入り選手が精一杯働いたことだろう。長いシーズンでは後半特に夏が終わる頃疲れが出てくる。阪神の選手の状態がそれだ。巨人は4人ぐらいが全試合出場であとはうまくワークシェアした。負傷で前半全く出られなかったレギュラーメンバーが後半復帰してきたことも12連勝した要因だ。
これからはクライマックス・シリーズ、日本シリーズと名誉挽回の機会もあり辛酸をなめた阪神の奮起を期待したい。
コメント (1)
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