行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

万博記念公園を訪ねて

2008-10-20 20:01:42 | Weblog
万博記念公園を38年ぶりで訪ねた。当時入場者が殺到した中央口から入ると正面に大陽の塔が目に入った.面影が残っているのはここだけ、あとは昼なお暗い森、森のなかにところどころここは米国館跡などと案内があり、それらがないと万博跡とはわからない。小川も流れ、池もあり、見事な変身ぶりだ。他に日本庭園もあるが今回は行く時間がなかった。
70年万博のころは高度成長を成しとげ経済大国へと勢いのある時代だった。私は入社して4年、仕事も慣れ青春を謳歌していた。当時、万博に何回か通い、米国、ソ連の宇宙船や月面着陸船を見たり、名も知らなかった国々の展示館でカルチャーショックを受けた。私だけでなく日本人の目を世界に向けさせたことは確かだ。高齢化社会の今日と対照的だが感傷に浸っている余裕はない。日本のその後の成功と失敗を新興国に伝えることが危機に直面している世界経済の回復に寄与する。また日本経済にもはね返ってきよう。今日のグローバル化は70年代よりはるかに相互が影響しあっていることは確かだ。
コメント (1)
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