行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

鳩山首相、福島消費者相を罷免、社民党は連立から離脱すべし

2010-05-28 22:19:39 | Weblog
鳩山首相は28日夜、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡る政府の対処方針について、臨時閣議での署名拒否を表明していた、社民党党首の福島消費者相を罷免した。

社民党は連立政権から離脱した方が良い。この問題は日米合意といっても辺野古沖の滑走路の工事については棚上げされてるし、地元も稲嶺市長をはじめ、移設には反対している。反対以上に沖縄県民の怒りは大きい。鳩山内閣はますます泥沼にはまっていくことが目に見えている。

来る参議院選挙では鳩山政権内に止まっているより社民党にとっては有利になる。沈みそうな船からは早く脱出し、野党として闘った方がアピールしやすい。これまでは社民党みたいな小党は埋没してしまう危険性があったが、いまやみんなの党を始め、続々と小党ができユニークさを訴えている。民主党も自民党も支持率が落ち込んだままで選挙民の受け皿は小党となることが予想される。

今度の参議院選挙は民主党が過半数を取れることは不可能な状態、小党が競って、有権者を引きつけ選挙後の政界再編にイニシアティブをどうとるかが今や衆目の一致するところだろう。

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