行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー、米国で話題となっているFIRE

2021-07-15 18:39:57 | 年金生活者

最初FIREと聞いたときは火事とか解雇が頭に浮かんだが全く異なり、Financial Independence, Retire Earlyのことだった。資産の運用益で生活し、仕事を辞めて、自立し好きなことをやって人生を楽しもうというライフスタイルだ。新型コロナでリモートワークや仕事がなくなった生活が大いに影響したのだろう。

年金生活者とは違うが、資産運用が重要であることには変わりはない。もちろんFIRE生活者は年金がないので限られた運用益の中で生活をしなければならない。例えば5000万円で元金を損なわないで年間運用益が10%なら500万円、運用益が5%なら250万円だ。実際は税金が取られるのでその分少ない。

米国では7~8%の運用益を毎年実現することはそれほど難しくない。
最も普及しているETFで運用すればFIREは可能だ。いくつか見てみよう。
ヴァンガード S&P 500社 ETF (VOO)10年間の年平均リターンは14.8%
ヴァンガード米国総株式市場3876社のETF(VTI)10年間の年平均リターンは14.7%
ヴァンガード全世界株式9049社ETF(VT)10年間の年平均リターンは10.25%


年金生活者も面倒になったら、VOO,VTIなりVTでほったらかし運用し、毎年リターンが決まったら取り崩して、使っても、元金は家族に残せる。米国ETFは敷居が高い人は、日本でもVOO、VTI、VTに対応した投信が有るので、若干信託報酬が高いが利用できる。

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