米国で使用されているコロナ経口治療薬パキロビッドが日本でも使用されるようになった。海外の製品名は「Paxlovid」だが、日本では「パクスロビド」と報道されていたが、日本の製品名は「パキロビッド」に決定された。
ようやくファイザー製経口治療薬が出てきて、自宅療養者にはグッドニュースだ。厚労省では既に200万人分確保したとの報道も。
ニューヨークタイムズによれば、
ホワイトハウスのCovid対応コーディネーターであるAshish Jha博士は、「現在、パクスロビッドだけで大量の死を防ぐことができます。新型コロナウイルスに感染している 50 歳以上のすべてのアメリカ人が、Paxlovidまたはモノクローナル抗体として知られる治療のいずれかのコースを受けた場合、毎日の死亡数は、ここ数か月の 1 日あたり約 400 人から、1 日あたり約 50 人に減少する可能性がある」と予測した。
また、Covidは、特に高齢者にとって致命的なウイルスであり、PaxlovidはCovidの重症度を軽減し、HIV治療を非常に効果的にしたのと同じプロセスで、人体内でのウイルスの複製を阻害する。と報じている。
ところが、パキロビッドを忌避する人々がいることが大問題と報じ、同紙によれば日本人には信じられないが共和党州と民主党州によって違うと以下のように報じている。
ワクチン接種率が低いため、Paxlovidの服用率が共和党の地域でより低いように見える。政府のデータによると、8 月下旬から 9 月下旬までの間に Paxlovid の使用が最も少なかった 20 州 (Covid の診断症例 100 件あたり) のうち、18 州が 2020 年にドナルド・トランプ氏が勝利した州だった。Paxlovidの敬遠は、共和党の有権者が新型コロナウイルスをインフルエンザとほとんど変わらないものとして誤って忌避し、その間違いは以下のように悲劇的な結果をもたらした。
2020年選挙でトランプ支持率とコロナ死亡率、支持率の高さに比例して死亡率が高い