JPX総研が7月3日から新指数「JPXプライム150指数」を算出する。その詳細が公表されたが、日本を代表するトヨタ、パナが入ってない。2社ともその基準に満たないためだ。
同指数の組入銘柄は東証プライム市場上場のうち上場維持基準などの条件で一定銘柄を除き、時価総額上位500銘柄を対象とする。第一の基準として自己資本利益率(ROE)から資本コストを引いた「エクイティスプレッド」の上位75社を選ぶ。第二基準としてPBRが1倍を超える時価総額の上位75社を選定する。トヨタのPBRは0.92、パナは0.94ほんのわずかだが満たしていないことで除外された。
定期入れ替えは毎年6月の最終営業日を基準に毎年8月となる。23年8月の入れ替えは実施しない。とのことで巨大企業で時価総額がトップクラスでも基準を満たさないと組み入れられない。
年金生活者のマネー運用にはこれまでS&P500指数を主に推奨してきたが、日本株でもこの新指数JPXプライム150に連動するETFなり、投信が発売されるので、個別株を買うよりリスクが低減される。運用の選択肢が増えた。
JPXプライム150組み入れ銘柄とコード
コード 銘柄略称
1878 大東建
1911 住友林
1925 大和ハウス
1928 積水ハウス
2127 日本M&A
2175 SMS
2267 ヤクルト
2371 カカクコム
2412 ベネ・ワン
2413 エムスリー
2502 アサヒ
2503 キリンHD
2587 サントリーBF
2801 キッコーマン
2802 味の素
2897 日清食HD
2914 JT
3038 神戸物産
3064 MonotaRO
3088 マツキヨココカラ
3092 ZOZO
3132 マクニカHD
3288 オープンハウス
3382 7&I-HD
3626 TIS
3659 ネクソン
3697 SHIFT
3765 ガンホー
3769 GMOPG
3774 IIJ
4021 日産化
4063 信越化
4091 日本酸素
4151 協和キリン
4307 NRI
4324 電通G
4452 花王
4502 武田
4503 アステラス薬
4507 塩野義
4519 中外薬
4523 エーザイ
4528 小野薬
4543 テルモ
4568 第一三共
4578 大塚HD
4587 ペプチド
4612 日ペイントH
4661 OLC
4684 オービック
4686 ジャストシステ
4751 サイバエージ
4812 ISID
4901 富士フイルム
4911 資生堂
4928 ノエビアHD
4974 タカラバイオ
5019 出光興産
5108 ブリヂストン
5384 フジミインコ
5423 東製鉄
6028 テクノプロHD
6055 Jマテリアル
6098 リクルートHD
6146 ディスコ
6273 SMC
6301 コマツ
6326 クボタ
6367 ダイキン
6460 セガサミーHD
6479 ミネベアミツミ
6501 日立
6503 三菱電
6506 安川電
6526 ソシオネクスト
6532 ベイカレント
6586 マキタ
6594 ニデック
6645 オムロン
6702 富士通
6723 ルネサス
6758 ソニーG
6762 TDK
6857 アドバンテ
6861 キーエンス
6869 シスメックス
6902 デンソー
6920 レーザーテク
6954 ファナック
6963 ローム
6965 ホトニクス
6966 三井ハイテ
6967 新電工
6981 村田製
6988 日東電
7011 三菱重
7071 アンビス
7211 三菱自
7269 スズキ
7272 ヤマハ発
7309 シマノ
7518 ネットワン
7532 パンパシHD
7701 島津製
7733 オリンパス
7735 スクリン
7741 HOYA
7751 キヤノン
7832 バンダイナム
7951 ヤマハ
7974 任天堂
8001 伊藤忠
8002 丸紅
8031 三井物
8035 東エレク
8056 BIPROGY
8111 Gウイン
8113 ユニチャーム
8136 サンリオ
8174 日ガス
8267 イオン
8697 JPX
8766 東京海上
8876 リログループ
8919 カチタス
9005 東急
9020 JR東日本
9021 JR西日本
9042 阪急阪神
9101 郵船
9104 商船三井
9107 川崎船
9143 SGHD
9201 JAL
9202 ANA
9432 NTT
9433 KDDI
9434 ソフトバンク
9435 光通信
9449 GMO
9602 東宝
9613 NTTデータ
9684 スクエニHD
9697 カプコン
9735 セコム
9744 メイテック
9759 NSD
9766 コナミG
9843 ニトリHD
9983 ファーストリテイ