7月15日のブログ「インフレに脆弱な日本の資産管理」で年金生活者がインフレに対応できてないことを書いたが、先日、日経新聞で経財白書の分析から、株を持っている人と持ってない人では消費の額が異なると以下のように報道されていた。
2023年度の経済財政白書は、毎月の消費支出は株を持つ世帯の方が多いとの推計を示した。どの年齢層でも当てはまるが、65歳以上では毎月3.5万円ほど差が付く。年金生活者は株を持っているといないでは生活の豊かさにかなりの差がつく。
本日紹介するマネー運用は、マネックス証券お薦めの全世界株式に投資するインベスコのアクティブ投信「世界厳選株式オープン」で毎月分配型だ。信託報酬、トータルリターンをインデックスファンドのeMaxis Slim全世界株式と比較してみた。いずれも日本を除いている。
*インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型)(愛称:世界のベスト)信託報酬 1.903%
基準価額:9,174円 2023/09/08
トータルリターン
1ヶ月 +1.70%
3ヶ月 +11.69%
6ヶ月 +17.39%
1年 +31.23%
2年 +20.55%
3年 +25.01%
5年 +11.04%
10年 +9.94%
*三菱UFJ国際投信 eMaxis Slim全世界株式(除く日本)信託報酬率 0.05775%以内
トータルリターン
1ヶ月 +1.35%
3ヶ月 +10.95%
6ヶ月 +18.25%
1年 +19.79%
2年 +13.31%
3年 +19.91%
5年 +13.93%
10年 ---
3年までは報酬率がかなり高いがインベスコの方が成績は良く運用者の腕が良い。また毎月分配なので年金生活者には有り難い。ただ基準価格は1万円を割っている。三菱UFJ国際投信の方はこれまで分配をしないので基準価格は2万円になっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます