行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ニューノーマル、飲食店編

2020-06-08 21:43:41 | 生活

コロナの影響を最も受けたのが飲食店とホテルだろう。現在の東京の感染者の4割が夜の接待系の店と毎日発表されている。特に新宿だとさえ付け加えられ、毎晩火の用心でなく、コロナ用心と警察や自治体が巡回している。昨日和食系のファミレスで食事をしたが、手の消毒と割り箸ぐらいの対策で特に席を離すということはしてなかった。ゴルフ場の食堂はソーシャルディスタンシングを取ったテーブルの配置で4人同士の会話は大声を出さないと無理で長居は出来なかった。

試行錯誤でニューノーマルが決まることになるが、家族以外の人との食事での安心を100%確保するのは難しいが屋外での食事がより安全ということで、テラス席が増えることは間違いない。国交省も当面、無料で歩道にテーブルを出すことを認めた。但し、交通の邪魔にならないように2mから3.5mの通路を確保することが条件なので日本の道路事情からしてかなり厳しい。室内テーブルは対面の場合1.4mの仕切りをしないと飛沫が飛ぶという実験もあり、オフィスのような店内になる。

更に難しいのは接待を伴うナイトクラブやホストクラブ、キャパクラ等だろう。ソーシャルディスタンシングを取るとお客は何しに来たのか判らない。ホステスやホストはフェイスシート装着となれば話も遠くなる。先日、ネットニュースに現役の頃、博多出張の折に必ず寄ったバー「リンドバーク」のママ藤堂和子さんが出ているのにビックリした。何せ40年以上も前のことで、今や彼女はナイトクラブを4つも経営している博多の夜の女帝と紹介され、「リモート飲み会」には懐疑的で「人間は会って直接話して、その相手が信用できるか、親しみが持てるか分かるの。初めて会ってネット上で良か人間関係が築ける人がおるやろか? きっと夜の街のビジネス利用は回復するし、繁華街がないと男が生き生きしないの」と復活を宣言している。こうした元気なママさんが夜のニューノーマルを実現することだろう。こう期待!


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