働き方改革が皮肉なことにコロナのおかげで加速している。その内、最も進んだのがリモートワークだろう。これまで在宅勤務とかテレワークと読んでいたのがリモートワークに置き換えられた。これまでの在宅勤務との違いはWeb会議システムが取り入れられたことだろう。特に今まで注目されてなかったZOOMが俄然利用されはじめ、全世界では数億人が利用しているとZOOM社は鼻息が荒い。株価も1年間で倍になっている。
腰の重かった日本の大企業も、今回ばかりはリモートワークに踏み込まざるを得なかった。経団連会長企業の日立はかなり保守的体質だったが、実行してみてメリットありと判断し、今後継続すると発表し世間を驚かせた。
利用者のアンケート調査を見ると、概ね満足として、通勤時間の削減や自宅で業務に集中できるとしており、これは生産性にもプラスに働く。不満の人があげているのは自宅だと集中できない、勤怠管理が曖昧、社内コミュニケーションがとりにくいといった点を挙げている。
私の息子夫婦もリモートワークをしているが、子供が幼稚園に預けられたから業務に集中できたといっており、独立した部屋とかも含め家庭環境が結構大きな要素だ。勤怠管理についても、時間外労働の問題もあり、クラウドツールの利用がこれからは必須だろう。それと節目節目に質疑応答Web会議を設定したり、Web昼飯会を開催するとか、社内コミュニケーションに工夫が必要だ。
リモートワークは米国で生み出されたが、GAFA+Mでも評価が分かれている。わが社は全員が先端を行くプロなので、集まってこそ生産性が上がるということから豪華オフィス、ランチ提供といったIT企業もある。ニューノーマルも来年ぐらいに固まるのではないか
こうしたビジネスの事例を参考に、英会話教室とか趣味のサークルにもWeb会議形式でやろうという気運が盛り上がってきた。ZOOMが使い勝手が良いけど40分を過ぎると有料になるので、スカイプ利用が良いだろう。
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