行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

安倍首相の軽すぎる断言

2016-06-01 21:58:28 | Weblog
「消費税増税は17年4月に必ず行い再延期はないと断言する」と言った首相が本日いとも簡単に19年10月に延期すると言った。その理由としてデフレへの後戻りへのリスクと世界経済の不安定を挙げていた。本来ならどうして日本経済はこんなになってしまったのかという分析があるべきなのにアベノミクスは破綻してない、更に加速させると強弁している。
 
アベノミクスが破綻したことは数字が冷酷に説明している。
民主党政権時代のGDP成長率は2010年~2012年の3年間平均で1.7%のプラスで推移していた。浜田教授をはじめ鳴り物入りで登場したブレーンのリフレ派経済学者の金融緩和・インフレ目標導入を始めた安倍政権下では、2013年~2015年の3年間平均でわずか0.6%しか成長しなかった。
 
また、円安で輸出企業の好調が賃金を増加させ、トリクルダウンなる説で日本中の賃金が上がるはずだったが、民主党政権下3年間の累計では0.5%増だったのに対し、安倍政権下3年間の累計では4.6%も減少してしまった。明らかにアベノミクスを支えた経済理論は破綻しており、「アベノミクスを加速させる」とは何をするつもりなのか今日の記者会見では判らなかった。
 
 

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