行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

昭島の黄金の道

2019-12-11 18:14:15 | 昭島

ゴッホの映画「永遠の門」を見たが、期待外れだった。何故ゴッホはアルルの陽光に惹かれたのか?もう少しアルルの教会とか、麦畑とかゴッホ作品の太陽が注ぐ光景を丁寧に画いて貰いたかった。最後は子供が拳銃でゴッホを撃って亡くなるのだが、この説明も不足している。映像も動きが激しく見づらい。

映画館の隣りに陽光が輝く、黄金の道が出現、この週末はもっと輝くだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の環境政策、ガラパゴス化しているのでは

2019-12-09 21:12:21 | 環境
ニューヨークの国連での気候変動会議では近所に居ながら安倍首相は出席せず、小泉大臣は英語の言葉遊びで注目を集めたが肝心の温暖化対策では鳴かず飛ばず、環境問題後進国に日本は分類されるどころか日本の環境政策そのものがガラパゴス化している。COP25でそれが明確化しているので、11日の小泉大臣の同会議での演説が注目される。
 
1997年、地球温暖化防止京都会議(COP3)で気候変動枠組条約に関する京都議定書を決めた時には、日本は議長国として率先して排出量削減を何とかまとめた。その後、新たな途上国の発展で世界的には確実に温度は上がっており、巨大な台風の発生、北極の氷などが融け、海水水位の上昇が見られ、状況は一変している。我が国でも本年の洪水被害で国民の温暖化への警戒感は高まっている。
 
一方、日本政府や自治体の温暖化問題への対応は甘く、世界から問題視されている。「気候行動ネットワーク」は3日、地球温暖化対策に後ろ向きな姿勢を示した国に贈る「化石賞」に日本など3カ国を選んだと発表した。特に石炭火力発電は欧州では廃止の方向なのに、国内で止めるどころか途上国へ輸出しようとしている。CO2排出量5番目の国としての環境政策はガラパゴス化している。
 
米国ではトランプ大統領はパリ協定から離脱しているがカリフォルニアなど州政府は山火事など温暖化による災害が多くなり、真剣にCO2削減に取り組んでおり、クリーンといわれたLPGガスコンロの制限さえ検討され、レストラン経営者から悲鳴が上がっているほどだ。この動きは大量にLPGを輸入している日本の商社はかなり深刻に受け止めている。
 
「飛び恥」という言葉は、16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんがニューヨークの国連での気候変動会議や今回のマドリッドでのCOP25へ参加するにあたって、飛行機は最もCO2を排出する(注)としてヨットで移動していることから出た言葉だ。オランダではアムステルダム、ブリュッセル間の移動は航空機を廃止し、電車に切り替えた。日本も東京、金沢など近距離の移動は鉄道に切り替える政策も検討せざるを得ないのではないか。注、英国の研究によるとロンドン、ロサンゼルスを往復すると夫婦二人で排出量は5.7トン、英国世帯平均の年間排出量8.1トンの半分以上だ。
 
ドイツフォルクスワーゲンは全ての車をEV化することを宣言、それまでは途上国に植林を進めて埋め合わせをするとしている。CO2を吸収する森づくりは誰でもできることでNGOオイスカはアジアを中心に植林活動を続けているので是非ここのホームページを見てほしい。最近の大型台風で日本の森も荒れているのを見ると、ブラジルのアマゾンの火災は報道されるが、日本の森も危機だ。環境省はもっと危機感をもって貰いたい。
 
以前昭島市の街路樹伐採で、並木道でなく、でくの坊街道と書いたが地方自治体自身、CO2吸収を妨げている。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり消費税は日本人に合わない

2019-12-07 16:39:34 | 経済

2014年消費増税の時に経済専門家の予想をこえて、長期間消費が落ち込み、「消費税は日本人に合わないから所得税の累進性を元に戻し最高税率を50%から70%へとし、財源を確保せよ」と書いたが、今回のたった2%のアップでも経済へのインパクトは大きく景気への停滞が心配される。

https://blog.goo.ne.jp/ajimayukuo/e/c61b1173d8985a3bc19b531ee7c30ce2

総務省が6日発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯あたり27万9671円だった。物価変動の影響を除いた実質で前年同月に比べて5.1%減った。マイナスは11カ月ぶり。落ち込み幅は5%から8%に消費税率を上げた後の2014年4月(4.6%減)より大きかった。今回は軽減税率を食料品に導入し、キャッシュレス決済でのポイント還元やプレミアム付き商品券など前回の轍を踏まないように涙ぐましい努力を政府はした。しかし、国民の拒否反応は予想以上だ。軽減税率の対象ではない外食や酒類などで落ち込みが目立ち、食料全体では3.9%減だ。通勤や通学の定期代など税率が上がる前の9月に駆け込み消費がみられた品目で反動減6.3%減は仕方ないが、家電を含む家具・家事用品は16.3%の大幅減となった。
 
増税前の1年間の平均の消費支出を100とする指数でみるとこの10月は95.6。前回の消費増税時の14年4月は95.3だから、政府の対策も効果がなかった。14年は4月に4.6%減った後、5月も8.0%減と落ち込むなど前年割れが消費増税後に13カ月も続いた。これから1年も消費が不振となれば、景気の失速は現実となる。外食店を中心に倒産するところも出て来ると、失業率の悪化へと繋がる。
 
11月、12月の消費動向によっては、消費税減税を考えざるを得ないだろう。借金財政の中、ソフトバンクみたいに税逃れをしている企業、特にケイマン諸島に拠点を設けている企業への課税の強化、アマゾンなどデジタル企業への新課税など法人税の見直し、所得税の累進課税強化など様々な対策が必要になる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭島の銀杏並木2019

2019-12-05 18:31:58 | 災害

前々回のブログではホテル側から銀杏並木を掲載したが、ようやく比較的古木のモリタウン側も色づいた。車通行無しなのでゆっくり歩ける。途中にバーベキューガーデンもある。今日は風もなく、穏やかな小春日和のようだった。

銀杏並木入口付近のモリタウン沿いの歩道もきれいだ。電線が邪魔で、早く地下に移動してほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賞金女王狂騒曲 ヒロインは?

2019-12-03 22:40:36 | スポーツ
女子プロの賞金女王が最終戦のリコーカップまでもつれ込んだのは賞金が3000万という大金であったため、鈴木愛が賞金トップで楽勝と思われたが、前週のエリエールカップで優勝した渋野にチャンスが回ってきた。女子ゴルフのニュースはあまりなかったNHKまでが俄然スポーツニュースだけでなく土曜日は通常にニュースでもトップニュース扱いだった。
 
しかも、鈴木は3ラウンドを終えて9位以下、最終ラウンドは当にデットヒートで68でまわり5位に上がり、追いすがる渋野を振り切った。賞金女王になるためには渋野は優勝しかないが70で、67でまわったペソンウに優勝をさらわれた。この時からマスコミは女王鈴木愛に焦点が当てられ、リコーカップの優勝者ペソンウは賞金争いの陰に隠れてしまった。
 
そうした中で、リコーカップではマスコミが採り上げないヒロインがいたのだ。渋野と2位を分け合った古江彩佳だ。このブログでもとりあげたが、富士通レディースで優勝し、最も若いプロに成り立てだが、渋野が優勝したエリエールでは3打差で4位になり、今回はどうどうの2位だ。つまりプロ転向後、4試合目で渋野に追いついたことになる。稼いだ賞金も2000万を超え、来年前半はシード権も得ている。153cmという小柄な選手だが、飛距離は他の選手と変わらない。来年の注目選手で、隠れたヒロインだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭島の紅葉2019

2019-12-01 23:36:30 | 散歩

つつじが丘の紅葉林

銀杏並木ホテル昭和館側は散り始め、モリタウン側はまだ半分黄色状態

ホテル側からの眺め

玉川上水は見ごろなので散歩にちょうどよい、昔住んでいた堀向の上水橋から、右手が温泉湯楽の里

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする