花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

米坂線に乗る!-3

2008-12-17 | 文化・茶道
第三話まで来てまだタイトルにたどり着いていません。。。
すみません。


米坂線に乗る!-3
奥羽本線で高畠から米沢に移りました。


米沢駅に降りるとなぜかホッとする私。
なんか「田舎に帰ってきた~」という気分なのです。
駅前にそう高いビルもなく空と山の風景が見渡せるせいなのかもしれません。

まずはいつもの通りを歩き・・・




駅からすぐの音羽屋旅館
古そうな大正浪漫っぽい建物がいつも気になります
登録有形文化財らしい





まだまだ歩く先は長いのでここでちょびっとエネルギー補給
「峠の力餅」米沢支店

名物はお餅(羽二重)に餡の入った"峠の力餅"
同名のものが新幹線が止まらない峠駅近くの最上屋本店でもあります
よく似ていますがそれぞれの店で作っているため値段も味も異なるようです





じんだん餅(ずんだもちのことでしょう)
甘さ控え目なずんだ餡には豆のつぶつぶの食感

同店で以前食べたずんだ大福の方が好きだなー
このほかにやわらか~いできたて粟餅も食べました



米沢といえば"米沢牛"ですがまだちょっとガマンして、山形と言えばやはり"蕎麦"でしょう。
ランチはクチコミで最近人気の「そば工房蓼」に行ってみました。



そば工房蓼(TADE)





残念ながらスーパードライですが・・・ 米沢バージョン"直江兼続"プリント





付だしは甘露煮





せっかく山形なので
せっかくお蕎麦なので
やっぱり地酒でしょう。。。 

山形県内でもちょっと離れた庄内のお酒ですが






山形=板そば?
盛りよりボリュームアップ

あら・・・山形のお蕎麦にしちゃちょっと色白ね


お店の人から聞いたワケじゃないので定かではありませんがクチコミ情報によるとここは十割の更科とのこと





更科と言えば真っ白な透明感のある細い蕎麦を思い浮かべますが(違います?)ここはうっすら色つきでポツポツと茶色い粒子も見られます。
食べるとずっと更科らしいコシ・歯ごたえ。  見た目のイメージとはちょっと違います。
ダーリンは視覚と違う味&食感に"今ひとつ"という印象なよう。

おいしいと思うのですが山形=藪系の田舎蕎麦と勝手に思いこんでいると期待と違うものということになります。

これは好みの問題ですね。


お店の方の接客は感じよく、お庭の見える座敷でのんびりとできるお店です。



さて、腹ごなし~
歩け・歩け・・・


米沢には古い木造の家や店がまだ多く残されています














米沢に来たらはずしてはいけないのが上杉神社
米沢城趾の松が岬公園内にあります
神社もまわりの木も雪の装備をしています





上杉謙信を祀る神社で以前は米沢藩の名君と言われた上杉鷹山も供に祀っていましたが現在は鷹山公は敷地内の松岬神社に祀られています。

公園内には伊達政宗生誕の地という碑もあります。


米沢市内は来年のNHK大河ドラマ「天地人」の舞台となるためにどこも盛り上がっているようです。  こんな看板あったっけ?なものがいくつも。

「天地人」の主人公は米沢藩初代藩主上杉景勝の重臣・直江兼続






バスの車窓より



さて、米沢駅から西吾妻連峰方面へとバスに乗ること約50分。 だんだんと道路や木々の根元に雪が増えていきます。
このずっと先の道路はすでに冬季閉鎖されています。



やっと白布温泉に到着。
ここはドラマ「天地人」の主役・直江兼継が鉄砲を密かに作らせたというところ。




直江城州公鉄砲鍛造遺跡の碑






白布温泉を訪れた時の前記事↓↓↓


2004年3月
雪に覆われた白布
米沢の歴史もちょっぴり書いてます


2005年7月夏の白布



2007年10月
秋の白布1

秋の白布2

秋の白布3