たまたまBSをつけたら「二人のロッテ」をやっていた。このケストナーの名作は何回も映画化されている。映画の名は,「ファミリーゲーム」。私が子どもの頃はヘイリー・ミルズの「罠にかかったパパとママ」。いずれにしろアメリカ映画では,原作の深さはイマイチ。日本では美空ひばりがやってるんですよね。私は子どもの頃からケストナーの文学が好きだった。「一人親で不幸な子どもと同じ数だけ,両親がいることで不幸な子どもがいる」という冒頭は,先入見を排せという本当にすごい言葉だ。子供の頃、大きく頷いた覚えがある。
シュレッダーで指を切断した子どもがいたとか。先の先の安全を考えて設計するのがプロの設計者(メーカー)だという考えもメーカーにとって強い戒めになるだろうが,家庭に道具をおいていて危険を予測できない親もどういったものか。コンセントを抜いたり,いろいろやるべきことはあったはず。アメリカ流の考えならメーカーが悪いの一点張りかもしれないが,ちょっと待てよ!だ。そのうち,はさみや包丁が切れすぎるのは作ったメーカーが悪いという時代になるのだろうか。予測安全というのは家庭では必要ないとでも思っているのだろうか。
シュレッダーで指を切断した子どもがいたとか。先の先の安全を考えて設計するのがプロの設計者(メーカー)だという考えもメーカーにとって強い戒めになるだろうが,家庭に道具をおいていて危険を予測できない親もどういったものか。コンセントを抜いたり,いろいろやるべきことはあったはず。アメリカ流の考えならメーカーが悪いの一点張りかもしれないが,ちょっと待てよ!だ。そのうち,はさみや包丁が切れすぎるのは作ったメーカーが悪いという時代になるのだろうか。予測安全というのは家庭では必要ないとでも思っているのだろうか。