amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

細ごまと・・・・

2018年08月20日 | AUDIO
大きなプロジェクトもないので,暇を見つけて細ごましたことをしています。

今回はこれ。

LTのOPAをつかったMC-MM対応のRIAAイコライザーアンプ。いちど完成としたのですが,また調子が悪い。具体的には,左チャンネルがまた20dBほどレベルが低い。

切り替え部分の回路


ケースを開けていろいろと調べてみたんですが,分からない。ゲインの切り替え回路がうまく作動していないようで,左がMMのゲインのままかも知れないと,ゲイン調整用の抵抗(210Ω)を短絡してみました。すると正常に左右バランの取れた出力があるので,いよいよ切り替え用のフォトMOS(PMOS-3)が怪しい。


前回,この辺に半田を盛ったから,1ピンと2ピンが短絡したかもしれない…

と,よく見たけれど,目視ではわからず。結局PMOSを外して削った溝を確認。怪しいところをはナイフでさらに削り込みました。



組み立て直して,試運転。
OK,治ってます。やっぱり,短絡があって,PMOSが働かなかったようでした。PMOS自体の故障でなくてよかった。手元にはないので,,,

さてと,

LP2枚ほど,音を楽しんで,以前からちょっと気になっていたことを確認。


基板製作者のブログには,OPAの発熱が激しいとあったので,しばらく時間が経ったところで,指をなめてOPAを触って発熱を調べてみました。
・・・・・やあ,やっぱりちょいと熱い感じ。


非接触温度計を当ててみると・・・58℃!?

ヒートシンクを付けることにしました。

といっても,手持ちの一番小さな放熱器がこれ。25mm。でも,このままでは上に乗らない。


かな引き鋸で,ギーコギーコ半分に切り分けました。



OPAの上に放熱用のシリコンを薄く塗って,


2つに切ったヒートシンクを乗せる。


かわいたら,ふたを閉めて完成!!



やっぱりRIAAアンプは一体型が便利です。これをメインにセットします。
壊れなければ…
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