amnjackのNewWeblog

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発泡スチロールカッター

2021年02月10日 | wooden craft
ちょっと使う用事がありまして,おなじみのニクロムカッターを作ってみました。


手持ち式が多いようですが,ガイドを使っても出来るように台座をつけてみました。
台座は,22cm×9cmで手持ちにもなります。
多少弾力のあるバーがないか探して,こんなバーが物置にありました。

13mmの鉄パイプ。長さが40cmでしたので,これを25cmのところで曲げました。といっても手ではとても曲がりませんので,バーナーであぶって金床と金槌でたたいてへこましてやっと曲げました。


プロなら中に砂でも充填してきれいに曲線で曲げるのでしょうが,とてもそんなわけ行きません。
全ネジの6mmくらいの鉄の棒でも良さそうですが,手持ちではありませんのでパス。


両端がM5のネジが切ってあったので,そのまま台座にねじ込む方式にしました。この方が簡単。


30mmの下駄を履かせます。こうすることで,ガイドがつけられます。またニクロム線の底面の端子にワニ口を噛ませられます。



天の方のニクロム端子は導通を確認して,付け根にアルミで舌状の端子をつけました。


バーの立ち上げを尻から20mmとしたのが失敗。下駄の厚み15mmではワッシャーが干渉します。25mmにすれば良かったですね。ワッシャーの厚み分,下駄を削りました。これで何とかセーフ。ちゃんと図面を書かないとこんなモンです・・・


ニクロム線を張ります。
底面はワッシャーにからませて,ワッシャーにワニ口を噛むようにする。


6mmの穴に通して曲げたバーのネジに括り付ける。

余ったニクロム線はそのまま


ここが端子。

あまり関係ないですが,一応垂直も見ておきます。




さて,電源はATX電源で,はじめ12V端子を使ったのですが,強すぎて煙が出ますので,5Vで。ちょっと弱い感じも無きにしも非ず。(液晶の表示は関係ありません。可変電圧用のメータです)。


お試しです。





ガイド沿って切ってみましたが,ちょっと発熱が弱いのと,台の滑りが悪いので,きちっとした平面はなかなかでませんでした。あとで6~7Vくらいでやってみます。

久しぶりに丸鋸を出しての工作でした。

ちなみにこのニクロム線,抵抗値が2.5Ω,5V供給として2Aの電流。約10Wということになります。

【追加】7Vくらいがちょうどいいようです。



孫が帰ってきて,遊び道具に・・・・
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