ミニテーブルソーですが,課題のトルク問題は間なりバッテリーを使用することで解決しました。
何せセルモータを回すのですから威力は抜群です。それにしてもこの775モータは電流を食いますねぇ。
そのままスイッチを入れると火花が飛びますので,遅延回路が必要です。
遅延回路については自分で回路を組まず,市販のモジュールで対応しました。
心配だったのは基板に取り付けられているリレーが250VAC10A程度でDCの場合もたぶん同様かもっと低い可能性があります。壊れたときはもっと容量大きなリレーに交換覚悟。
記録を調べて盛るとピーク5A程度になっているようなのでなんとかなるでしょう。
ソフトスタートの記事はこちらに
丸鋸の歯の取り付けに関してはここ
で,写真を撮り忘れましたが,トルクフルでけっこう厚い木まで切断可能です。かえって,回転が上がりすぎ怖いくらい。振動も音も大きめになります。
このまま10mm系のやすりを付けるともっと力は出ます。ことによると10A MAXの実験用電源でも行ける感じです。
ということで,作業を進めました。
直線切り用ガイド
小さなボックスの割にはちょっと大袈裟ですが,ガイドをつくりました。はじめから庇を採ってあればクランプで固定できますが,なるべく小さくは個をつくろうと思ったもので,この定規が必要になりました。
固定はアルミ板を切りs出してネジで押さえる方式で・・・
何かから取り外していたがけっこうあります。
切り出してブロックに固定。
締め付けネジもあり合わせで・・・
瞬間接着剤(50mL)を初めて使ってみました。
こんなふうになります。
まとめ
○ 775モータは力があって良いけれど,電流管理が難しい。
○ ソフトスタートは有効に動作
○ 鉛バッテリーでは回転がすごく上がるので,回転制御がほしくなるが,大電流用のPWMをつくるのはけっこう難しいし,PWMの場合,トルクもそれなりに落ちるだろう。
○ モータ室と丸鋸室を分けたのはゴミが入らずよい。ただ,隔壁板を固定用にガイドスリットなどをつくればもっと良い。(振動が大きいと中で動いてしまう可能性)
○ ただし切りくずは過去の外にもけっこう飛び散っている。歯の上下でなんとかなるか・・
○ モーターを上下させる板はけっこう便利。安全性の上からも良いのでは。
○ グラインダー用のやすり等も取り付け可能で,刃を替えることにより,多用途に使用可能(15mm穴)
こんなとこかな(思いついたら追加します)
おそらくもう少し小さく作りたかったのではないかと感じます。775モーターの用途開発ということで進めたものでありますが、バッテリーまで登場しなくてはならないと本家のテーブルソーと競合するのではないかと・・・。
厚板ベニヤも含めて購入すると費用がかかりそうで手持ちの丸鋸を倒立にして小径鋸付けててトリガー部を外付けしてソフトスタートできるようにする安上がり方式も考えています。
やはり回転制御もしてみたいし,ブレーキ回路も試したい。まあ,そのうちに・・・ですが。