OM-MF5は雑誌の付録ながらなかなか優秀なユニットなので、そのうち適切なエンクロージャーに入れて活用しようかと思って,時間がすぎた。お正月に孫が帰省してきてオーディオに興味ありそうで,そのうちスピーカの需要も増えるかもと思って,取りあえずまともに鳴りそうな箱に入れておくことにした。元々はコンパクトなTLSの箱に入れてみようとは思っていたんだが,無垢材がめちゃくちゃ高くなってきたので,やめた。手持ちでは20×20×13cmのバスレフがあるので,つけているユニットを外して.お気楽に付け替えるのが手っ取り早い。
完成の図
もともとはMF5用に作ってのだが,バッフルの後だと箱の幅が足りずに着けられなかった代物。フロントに着けるとフレームが物足りないのだが,機密性を高めるために厚めのスポンジを入れてごまかした。
ユニットはこれ。T/Sパラメーターは以下
T/S parameter
・Revc. = 4Ohm
・Fo = 124 Hz
・Sd = 0.0028 m²
・Vas = 0.9 Ltr
・Cms = 0.80 ㎜/N
・Mmd = 1.96 g
・Mms= 2.05 g
・BL= 2.62 TM
・Qms= 2.58
・Qes= 0.79
・Qts= 0.60
・SPLo= 85.4 dB
・Power = 8 Watts(Nom)
・X max = 3.5 mm (1 way)
シミュレーションソフトはどこかにあったはずだが,見つからない。かつてのメモを便りにまあ大丈夫だろうと出たとこ勝負で,、、
この箱の原型は,Fehiさんの防磁3男。同氏のサイトはもうなくなっているようなので,かつていただいた図面をわ無くさないように掲載しておく。
著作権はFehiさんです。内側のスリットの長さを変えて共振周波数を変える。ちなみにこの図面はオーダックスHT080G0(デスコンです)用のもので,Fd64Hz程度のもの。フォスのFE83EだとF0が140Hzと高いのでスリットを短くして20×50×180程度(Fd79Hz)にするといいようだ。今回は図面のまま使う。ダクトは20×50×350で,Fdは64Hz(もう少し高くしたいがそのまま)。
配線を半田付けしてねじ込むだけですので,直ぐに完成。
エージングのため,BA-F1でちょっと音が大きめで再生。かなりのロングストロークみたいで,低い音への追従性もいいようで,今のところ改良する必要は感じないです。
なお,写真のようにフロントバッフルはFehiさんの箱の前に縦横1cmずつフィンをつけて22×14cmにしてあります。元々は9×20cm。
ちいさなSPでもけっこう良く鳴りますね。
ということで,フロアスピーカの上に並べときます。
実は何年かぶりで周波数測定もしたのですが,マイクが不調で取れませんでした。今のPCはコンデンサマイク用の電源はついていないのかな?あとで調査。
防磁3男はいくつか作ってます。
これがFehiさんオリジナル。これ作って音の質の良さにびっくりしました。
そのときのリンクを張っておきます。
SPの取付関係からBOXより大きくしたのがバランス良く見えるコツ?にように感じます。
秋月の300円フルレンジの手持ちにあるけど箱材が高くて作る気合が出ません。
もうオーディオは卒業と思っていたのですが、まごにうながされたかんじです。バッフルの木目はまあまあでしょうかね。ちょっと明るめにしてみたんですが、少し板はやわらかめえす。
亜きっづきのフルレンジ、わたしももってます。TQWDのはコア一つあるので、入れとこうかな?これは密閉とかバスレフだと面白くなさそうです。
昨日PCでマイクが使えなかったのですが、どうもPCの方の故障のようです。そのはなしはまたのちほど