アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

課題かぶり・曲かぶり

2023年06月09日 | ピアノ
今日は書道レッスンでした。隷書の続き(三回目)

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前回「周」まで書いたところなのですが、今回「之」から始まるのは見た目的にどうにも収まりが悪いということで、今回は六文字いっぺんに書くことにして、こうなりました。

四文字で書いたときはこうでしたが…



紙の形が違うだけで、「元」も同じ、書いてる人も同じ(私)、別に違うように書こうとか思ってないんですが(臨書だからね)、ちょっと雰囲気違いますね。

今日は、もう一人の生徒さんが私とまったく同じ六文字を書いていたのですが、これまた比べるとおもしろいんです。

同じ文字、同じ半紙、別に個性を発揮しようとはしていなくてできるだけお手本に似せようと書いている(臨書だからね)のですが、ぜんぜん違う作品になっています。

意図としては「忠実な再現」であっても、持っている線質とか、形やバランスについて何をヨシとするかの価値観みたいなものが違っていて、結果としては違うことになるんですよね。

バラバラの課題を書いてるときよりも、個々の違いがはっきりわかるのがおもしろい(怖い)と思うんですが、書道レッスンではたとえば「今月の課題」なんてのをみんなが書いてることもあるわけで、課題かぶりを避けたがる習慣とかはあまりないように思われます。

一方、ピアノの場合だと曲かぶりは嫌という人もけっこういるみたい(たぶん)で、主催者によっては先にエントリーした人優先のように曲かぶりさせないルールにしていたり、あるいは後からの人は先にエントリーしていた人に許可とるとか、曲かぶりOKだけれど弾く順番をなるべく離すなど扱いをそれぞれ工夫していますね。

曲かぶりだと「技量の差」がはっきり出るから嫌という考え方もあると思いますが…

まぁ結局のところ曲が違おうがそんなことは一目(一聴か?)瞭然なので気にすることはないと私は思いますね

むしろそれぞれの人が曲のどこに萌えてるかとか、どう好きなのかとか、何に自信持ってるかとか、そういう違いがはっきり分かるのがおもしろいんじゃないでしょうか。

絶対ほかの人と被らない曲を弾くというのも一興ですが(アルカンのファとかw)、ショパンとかシューマンとか弾いてたらまぁけっこう被りますね…あさってはラフマのタランテラが曲かぶりです。

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