アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

アンサンブル能力と弾き直し癖

2017年04月08日 | ピアノ
「アンサンブル能力」が何を指すという正確な定義があるのかどうか知らないけれど…

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まずは
・落ちない。稀に落ちても速やかに復活。
ちゃんと数えられることと、ほかの人の音と自分のパートの関係を耳で把握できていること。

・パートナーを見て/聞いてノリを合わせられる
「息を合わせる」

この二点がどうしても必要なところ。よくアマオケの団員募集あたりで「アンサンブル能力があること」とか書いてあるのは、少なくともこれができない人は来ないで的な何かがあると思われます。

幼いころのピアノでソルフェージュ力の基礎を身につけ
合唱クラブでも
フルート同好会でもアンサンブル経験を多数積んだ

という、ピアノを習っていない間も別方面からアンサンブル能力を磨いた結果、

バイオリンが超初心者で突然合奏だけは案外できるってな状態に(^^;;

この点、別に楽器によらない「能力」だと思うんですけど…

それがピアノになったら途端に通用しない(-_-;;
いやまったく通用しないというわけでもなくて、「ちゃんと数えられることと、ほかの人の音と自分のパートの関係を耳で把握できていること。」「息を合わせる」とかはわりとできると思うんですが、

そもそも、落ちすぎ。

ミスが多すぎるし、ミスしたときに弾き直さないと先に進めない(崩壊)というわけで、困っちゃうよねほんと。

この、困った状態は、(ピアノによる)アンサンブル経験をどんどん積んでいくことによって改善するのかというと、
たぶん、直接にはそんな効果はない。

一般的にいってないわけではないような気がするけれど、もうそれでどうにかなるようなところはすでに獲得している(獲得していてなおこの状況)ということだと思う。

ミスが多すぎる
ミスしたとき弾き直ししないと先に進めない

これはアンサンブルの場数を踏めばなおるというようなものではなくて…どげんかせんといかん

ただ、アンサンブルをすると何が起こるかというと、この「どげんかせんといかん」という意識が強烈になるために、いつもよりずっと真剣に

ミスを減らす
ミスしても弾き直しせず先に進む

を練習する(工夫する)という効果があり、その結果、ソロのときの弾き直し癖もほんの少しずつましになってきていると思う。

つまり、アンサンブルの楽しみをエサにして、地道で真剣な練習をするわけね。

この「地道で真剣な練習」の中身は、ふだんはなかなかやらない
・よく間違えるところにポストイットつけて計画的に攻略する部分練習(笑)
・つながりの悪いところはゆっくり弾いて無駄のない動きについて検討
・「やっちまった」とき、片手だけでも、一部の音だけでも、「いまココ」がわかるように弾く練習
とかです。

え? ふだんから真面目に部分練習したらいいんじゃないかって??
…いぃですねぇ、いぃですよねぇ。でもなかなかできないの、強烈なエサがないと

というわけで、アンサンブルをあれこれ楽しみながら、弾き直し癖の攻略ができるかな?? できたらいいな…


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