アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノオフ! ピアノ二台の会場は貴重

2025年03月02日 | ピアノ
今日はずいぶん遠征してピアノオフ

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グランドピアノが二台ある会場、かつ、お財布にも優しいところということで幹事さんがものすごく苦労して探していて、
なので開催していただけるだけでほんとありがたいです。遠いけど。

ピアノ二台の演目ばかり並んでいるわけではないのですが、アンサンブル多めの会になるので毎度たいへん楽しみです。

初めての会場で、小学校の体育館ぽい懐かしさというかそのまんま「講堂」です。
舞台上にピアノ二台と座席を並べるという変わったスタイルで行うことになりました。

私が弾いたのは
【ピアノ二台】
バッハ/2台のチェンバロのための協奏曲 第3番 BWV1062より第一楽章
【ピアノソロ】
矢代秋雄/ピアノのための24のプレリュードより1, 2, 3
【鍵ハモ】
BIGIN/涙そうそう
ピアソラ/鮫(エスクアロ)

でしたが、これは「自信のある」順にいうと
「涙そうそう」「バッハ」「ピアソラ」「矢代秋雄」
でした。「涙そうそう」はもう何度も人前で弾いた(吹いた)鉄板レパートリーで、「バッハ」は一月時点でよろよろしてましたがあのあとだいぶ改善したんですよ…やっぱり一度「本番」を経験すると違うよね。

と、思っていたんですが…

「バッハ」はリハというか別室にアップライトが二台並んでいて、そこで事前に通して弾くことができました。そしたらもう、細かいミスタッチはちょろっとあったもののほぼすべてきれいに通って、いい感じだったんですよ。いけるいける

と思ったのが大間違いで、少しでもいいから本番のピアノを触っておくべきでした。トムソン椅子をこのくらいでいいやろ、って目盛り見ていつもの感じに合わせてしまったのですがそうするととても視線が低く感じられ、鍵盤が思ったところにない~なんか慌ててしまってなかなか回復できず、数小節休みのところで椅子ちょい上げて後半盛り返したけどこれじゃ一月からなんも進歩ないじゃないですか(いや余計悪い)

それでずーんと落ち込んでいたのですが、次の出番があるので落ち込んだままいるわけにもいかない。

諸々不安のあるピアソラについては、細かいところの指使いを頭の中で繰り返し確認するとともに、自信のもてるテンポを休憩時間に伝えて(伴奏が先に出てテンポを決めてしまうので)万全を期しました。

それと、ピアソラの前に「涙そうそう」を持ってきたのが非常に正しい戦略で、これで気を取り直すことができました。

ピアソラは、まぁ細かくは難ありだったけれども全体いい雰囲気でかっこよくできたと思います(まだ録音聞いてないが)

そして意外によかったのが矢代秋雄。これはまだあまり練習できてない曲なのですが、「涙そうそう」を急遽入れた関係で時間的に「グリーグ/トロルドハウゲンの婚礼の日」が入れられず、直前に変更したものでした。自信もって弾けるような状況ではまったくなかったのですが、どう弾きたいのかわかるように弾かないと、みんな聞きなれない曲でもあるしまったくの謎曲になってしまうので、開き直って堂々と弾きました。そしたら「いい曲だ」と思ってもらえたようで今日は一番いい反応をたくさんもらえたのが矢代でした(「やしろあき…」まで聞こえたので「八代亜紀ってこんな曲作る??」って思ったという感想もあったw)

藤田真央が弾いたので一躍有名になったかと思ったのですが(笑)まだチェックしてない人も多いようなので…
ふつうに買える楽譜ですし難しくなくて短い曲も多いのでお奨め

ピアノのための 24のプレリュード(音楽之友社)


家での練習動画ですが貼っておきます
矢代秋雄/ピアノのための24のプレリュード
No.1 2025/3/1
No.2 2025/3/1
No.3 2025/2/19

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