話がすごく戻って、3月24日にあったおゆき先生レッスンの続き。
←シューベルトはお好き? けっこう好みが分かれそうな
6月にあるシューベルト祭りで、楽興の時の5番6番を弾く予定です。弾いてみることもしないでとりあえず押さえちゃったので(^^;; 弾けるかどうかわからんのですが、というかこのレッスンのときまでにほとんど練習する時間がなかったのですが、4月は別件であまりに忙しくてレッスンに行けないので(o_o) レッスンが先、練習が後というパターンでどうにかしようという作戦。
5番と6番でいえば、Allegro vivaceと聞いただけで(笑)5番のほうが危険なことはわかります。ふだんそういう忙しいやつは極力避けてるんだけどね。
音が多いし飛ぶし、しかも速いとなれば大変危険です。
レッスンではゆっくり音を拾いながら弾いてみて、「でもこれ、ほんとは速いですよね~」というと、
まぁそうだが、実際どれだけ速いかということよりも、速く聞こえることが大切、とおゆき先生。
ゆっくり弾いてるうえに、いっこずつ押さえるように
たん、たた、たん、たた…
とやっていたらばそりゃ鈍足に聞こえるに決まってるので、
たーたた たーたた…(先生実演)
イメージとしてはスムーズな横移動的な。
つーーーーー
と、エネルギー持続っぽい弾き方(?)でいくと、同じ遅さでも、おぉ!! 確かに推進力があって速く聞こえる!!
そう聞こえるように弾くには、動作のほうも実際、手をばたばたさせずにつーーーーと横移動しながら指の動きで弾いていく感じにするとよいそうです。いや難しいねそれ…先生がやると指だけでもちゃんとフォルテ出ます。
音が大きく飛ぶところで急ぎたかったら特に、ふんわり移動じゃ間に合うはずがありませんので、特に「しゅっ」と高速横移動直線コース。
6番は5番とはうって変わってゆったり系で、スピード感としても対照的ですけど、楽譜を見たときの景色がものすごく違いますね。
どちらも2ページの曲ですが、
6番は目まぐるしく転調してて
フラット4つ→シャープ4つ→フラット4つ→シャープ4つ→フラット4つ→フラット5つ
5番のほうはフラット4つ(短調)のままずーっと来て、最後ちょっとフラット1つ(長調)になって終わりです。
それで昨日の記事に書いたように「シューベルトは主音があまり段差ない転調が多い」って話が出てきたりしたんですが、ドラマティックというよりじわっとした転調が多い感じです。あ、変わったんだというような。
転調は「じわっと」なんですが、強弱は「突然」ってのが多くて、いきなり大きくなったり、いきなり小さくなったりするときに心の準備ができてないと付いていけなくなります。大きくするほうはまだしもなんですが、急にppにしなきゃいけないときに「おぉっと」出過ぎちゃうといっぺんでたいへんザンネンな演奏になりますから要注意です。
いちおうは小さくしたつもりでも小さくしきれてなくて、ppにすべきところpくらいになってると、
「ピアニシモにしようという気合が足りない」
とおゆき先生。そう、気合って大きくするときだけじゃなくて小さくするときにも必要なんです。特に急なときにはね。
急に音量変えたり、音が飛んだり、なんだかんだ気合が必要なのがシューベルトらしいです。
それと、妙な展開というか、4小節4小節でいかないで変に字余りだったり、穏やかになったと思ったらそれを破るffが唐突に入ったり、なんか気持ち悪いところもあるのがシューベルト(すごくきれいなところもあるんですが)。
気持ち悪いところは気持ち悪いまま(妙にキレイにこなしちゃったりしないで)弾くのがイイ感じというのがおゆき先生説です。気持ち悪いのわりと好きなんで(^^)気に入りました。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←シューベルトはお好き? けっこう好みが分かれそうな
6月にあるシューベルト祭りで、楽興の時の5番6番を弾く予定です。弾いてみることもしないでとりあえず押さえちゃったので(^^;; 弾けるかどうかわからんのですが、というかこのレッスンのときまでにほとんど練習する時間がなかったのですが、4月は別件であまりに忙しくてレッスンに行けないので(o_o) レッスンが先、練習が後というパターンでどうにかしようという作戦。
5番と6番でいえば、Allegro vivaceと聞いただけで(笑)5番のほうが危険なことはわかります。ふだんそういう忙しいやつは極力避けてるんだけどね。
音が多いし飛ぶし、しかも速いとなれば大変危険です。
レッスンではゆっくり音を拾いながら弾いてみて、「でもこれ、ほんとは速いですよね~」というと、
まぁそうだが、実際どれだけ速いかということよりも、速く聞こえることが大切、とおゆき先生。
ゆっくり弾いてるうえに、いっこずつ押さえるように
たん、たた、たん、たた…
とやっていたらばそりゃ鈍足に聞こえるに決まってるので、
たーたた たーたた…(先生実演)
イメージとしてはスムーズな横移動的な。
つーーーーー
と、エネルギー持続っぽい弾き方(?)でいくと、同じ遅さでも、おぉ!! 確かに推進力があって速く聞こえる!!
そう聞こえるように弾くには、動作のほうも実際、手をばたばたさせずにつーーーーと横移動しながら指の動きで弾いていく感じにするとよいそうです。いや難しいねそれ…先生がやると指だけでもちゃんとフォルテ出ます。
音が大きく飛ぶところで急ぎたかったら特に、ふんわり移動じゃ間に合うはずがありませんので、特に「しゅっ」と高速横移動直線コース。
6番は5番とはうって変わってゆったり系で、スピード感としても対照的ですけど、楽譜を見たときの景色がものすごく違いますね。
どちらも2ページの曲ですが、
6番は目まぐるしく転調してて
フラット4つ→シャープ4つ→フラット4つ→シャープ4つ→フラット4つ→フラット5つ
5番のほうはフラット4つ(短調)のままずーっと来て、最後ちょっとフラット1つ(長調)になって終わりです。
それで昨日の記事に書いたように「シューベルトは主音があまり段差ない転調が多い」って話が出てきたりしたんですが、ドラマティックというよりじわっとした転調が多い感じです。あ、変わったんだというような。
転調は「じわっと」なんですが、強弱は「突然」ってのが多くて、いきなり大きくなったり、いきなり小さくなったりするときに心の準備ができてないと付いていけなくなります。大きくするほうはまだしもなんですが、急にppにしなきゃいけないときに「おぉっと」出過ぎちゃうといっぺんでたいへんザンネンな演奏になりますから要注意です。
いちおうは小さくしたつもりでも小さくしきれてなくて、ppにすべきところpくらいになってると、
「ピアニシモにしようという気合が足りない」
とおゆき先生。そう、気合って大きくするときだけじゃなくて小さくするときにも必要なんです。特に急なときにはね。
急に音量変えたり、音が飛んだり、なんだかんだ気合が必要なのがシューベルトらしいです。
それと、妙な展開というか、4小節4小節でいかないで変に字余りだったり、穏やかになったと思ったらそれを破るffが唐突に入ったり、なんか気持ち悪いところもあるのがシューベルト(すごくきれいなところもあるんですが)。
気持ち悪いところは気持ち悪いまま(妙にキレイにこなしちゃったりしないで)弾くのがイイ感じというのがおゆき先生説です。気持ち悪いのわりと好きなんで(^^)気に入りました。
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実際の音量と同等に、このエネルギー凝縮!、それに伴う「間」が大事なのです。
気合要りますよね(笑)