速く滑らかに弾きたいフレーズがあるときに…
←目標はタイムを縮めることじゃなくてきれいに弾くことだからね
付点のリズム「タッカタッカタッカ…」で練習して、次に
逆のリズム「タカッタカッタカッ…」で練習する、という方法をやってみたことありますか?
これ、昭和の音楽教室では定番の方法でした(といいつつ私は小三で「足を洗った」ので自分でやったことはなく、よく聞いてたというだけですが)。
速く弾けるように練習したいという場合、メトロノームをかけて練習して、目盛りを1ずつ上げていくという、
(忍者が高く飛ぶ練習をするのに、成長の速い植物を植えて毎日上を跳び越すって話みたいだ)
これまた定番の方法がありますが、メトロノームを持ってないという場合もあっただろうし、どうも「てっとりばやい」かどうかにかけてはリズム練習のほうが「うわて」らしくて、よく使われていた方法です。
おゆき先生からはこの手を薦められたことはないですし、
ヤマハの先生からは、「リズム練習すればてっとり早く弾けるようになりますよ」「でもやりすぎないように」といわれ、さらに「まぁアンダンテさんならやりすぎることはないと思うけど」と付け加えられたということがありました(^^;;
平成の先生方がこの方法に消極的なのは、ひとえに「タッカタッカ」「タカッタカッ」とやっているときのフレーズがたいへん非音楽的であるという、その問題によると思います。付点リズムになった舟歌とかあまり聞きたくないですし、なんかそんなのに耳が慣れたら祟りがありそうですよね。
しかしなかなか速く弾けなくて困る、特に、一部分だけ音がなかなか並ばなくて困るということはあるわけです。私はそういうときでもあまり「困る」とかは考えないで、だらだらと通し練習をするだけでいつか弾けたり(あるいは弾けなかったり)というタイプ(?)だったのですが、「譜読みスピードアップ」宣言をしたので最近はちょっと工夫しています。
フレーズを「塊」(一拍でも一小節でももっと半端でも)に分けます。
その「塊」の中の弾き方(指使い、手の形)をよーく確認してから
一気に弾けば、まぁ欲しいテンポで弾けるハズ。
それから、「塊その1」と「塊その2」の接続を考える…
というふうにだんだんつないでいきます。
考えてみればリズム練習の場合も、「タッカタッカ」の「カタ」の部分のように、局所的にあるべきテンポに達した部分をつくってみる方法をとっているということができます。間あいだに考えるための間を挟みつつ…そして、速く弾く部分を入れ替える(タカッタカッ)。ちょっと似てますね。
ただ、「塊」方式のほうが、「塊」のサイズは自由に変えられて、その中については「ふつうに」というかきれいに弾くことができるので、聞いたときのザンネン感はだいぶ緩和されます。
それと、この「塊」方式は手の「ポジション移動」を意識して動きを整理するのに適しているので、そういう面でも理に適っていると思います。
「ポジション移動」というのは、「手を動かさない範囲で弾ける(たとえば「ドレミファソ」)音形」を弾いたら、スッと次の「手を動かさない範囲で弾ける音形」に水平移動していくという弾き方です。
これ、バイオリン音階道場に行ったときにナルホドと思って、ピアノにも使える方法だなと思った次第です。ただそのときはあんまり譜読みスピードアップに取り組んでなかったから(爆)活用の機会がなかったけど…満を持して表舞台に登場です。
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逆のリズム「タカッタカッタカッ…」で練習する、という方法をやってみたことありますか?
これ、昭和の音楽教室では定番の方法でした(といいつつ私は小三で「足を洗った」ので自分でやったことはなく、よく聞いてたというだけですが)。
速く弾けるように練習したいという場合、メトロノームをかけて練習して、目盛りを1ずつ上げていくという、
(忍者が高く飛ぶ練習をするのに、成長の速い植物を植えて毎日上を跳び越すって話みたいだ)
これまた定番の方法がありますが、メトロノームを持ってないという場合もあっただろうし、どうも「てっとりばやい」かどうかにかけてはリズム練習のほうが「うわて」らしくて、よく使われていた方法です。
おゆき先生からはこの手を薦められたことはないですし、
ヤマハの先生からは、「リズム練習すればてっとり早く弾けるようになりますよ」「でもやりすぎないように」といわれ、さらに「まぁアンダンテさんならやりすぎることはないと思うけど」と付け加えられたということがありました(^^;;
平成の先生方がこの方法に消極的なのは、ひとえに「タッカタッカ」「タカッタカッ」とやっているときのフレーズがたいへん非音楽的であるという、その問題によると思います。付点リズムになった舟歌とかあまり聞きたくないですし、なんかそんなのに耳が慣れたら祟りがありそうですよね。
しかしなかなか速く弾けなくて困る、特に、一部分だけ音がなかなか並ばなくて困るということはあるわけです。私はそういうときでもあまり「困る」とかは考えないで、だらだらと通し練習をするだけでいつか弾けたり(あるいは弾けなかったり)というタイプ(?)だったのですが、「譜読みスピードアップ」宣言をしたので最近はちょっと工夫しています。
フレーズを「塊」(一拍でも一小節でももっと半端でも)に分けます。
その「塊」の中の弾き方(指使い、手の形)をよーく確認してから
一気に弾けば、まぁ欲しいテンポで弾けるハズ。
それから、「塊その1」と「塊その2」の接続を考える…
というふうにだんだんつないでいきます。
考えてみればリズム練習の場合も、「タッカタッカ」の「カタ」の部分のように、局所的にあるべきテンポに達した部分をつくってみる方法をとっているということができます。間あいだに考えるための間を挟みつつ…そして、速く弾く部分を入れ替える(タカッタカッ)。ちょっと似てますね。
ただ、「塊」方式のほうが、「塊」のサイズは自由に変えられて、その中については「ふつうに」というかきれいに弾くことができるので、聞いたときのザンネン感はだいぶ緩和されます。
それと、この「塊」方式は手の「ポジション移動」を意識して動きを整理するのに適しているので、そういう面でも理に適っていると思います。
「ポジション移動」というのは、「手を動かさない範囲で弾ける(たとえば「ドレミファソ」)音形」を弾いたら、スッと次の「手を動かさない範囲で弾ける音形」に水平移動していくという弾き方です。
これ、バイオリン音階道場に行ったときにナルホドと思って、ピアノにも使える方法だなと思った次第です。ただそのときはあんまり譜読みスピードアップに取り組んでなかったから(爆)活用の機会がなかったけど…満を持して表舞台に登場です。
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