「嘘」「扇風機」「憂鬱」がテーマ
昨年、父が風車に良く似たカラクリを作って暑い夏に涼しい風を起こしたことを思い出し、あのカラクリを何処にしまったかと尋ねた所、アレはもう使い物にならないと残念そうに言われた。何でも動力源の飛鉱石を上手く精錬することが出来ず、代わりに捕まえて使っていた風の妖精に逃げられたのだそうだ。それでも錬金術師かと突っ込んだら、今度は落ち込んだ父まで使い物にならなくなった。
昨年、父が風車に良く似たカラクリを作って暑い夏に涼しい風を起こしたことを思い出し、あのカラクリを何処にしまったかと尋ねた所、アレはもう使い物にならないと残念そうに言われた。何でも動力源の飛鉱石を上手く精錬することが出来ず、代わりに捕まえて使っていた風の妖精に逃げられたのだそうだ。それでも錬金術師かと突っ込んだら、今度は落ち込んだ父まで使い物にならなくなった。