あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

銭洗弁財天と新緑の佐助稲荷

2011年07月21日 04時50分38秒 | 鎌倉
源氏山公園でお昼ごはんにした後、真葛岡・裏大仏ハイキングコースへ戻る。
でも途中で一端山を降りちゃった!
行き先は銭洗弁財天です。
ええ。また…。お金が増えるありがたーい場所??(2009年10月18日)の記事
いつものごとく500円をちゃぱちゃぱ洗ってお参りして…。それで宝くじでも買おうか?と思ってたのに、財布に洗った500円を戻したのが失敗の元。
うっかり普段の買い物に使用しちゃたよ~~。
ってなことで宝くじはナシになりました!
ここで友人と相談。
「次、どこいく?
1)もっぺんさっきの坂を上ってハイキングコースに戻る。
2)佐助稲荷へ寄道して、そっからハイキングコースへ復帰する。」
と訊ねましたらば、彼女が「佐助稲荷行ってみたい」と答えるので銭洗弁財天から佐助稲荷へ行く道を、軽く迷いつつ目指す。

銭洗弁財天から佐助稲荷は、ハイキングコースの脇道にようなものがあり、道々撮影しました。去年ゴールデンウィークに鎌倉新緑散歩した時は、野生の藤をあちこちで見かけましたが、5月19日には藤はもう消えてました。あちこちで見かけたのは白い花。名前は知らない…。

新緑に赤い鳥居はよく似合う。

お稲荷さんと言えば、やはり狛犬ならぬおキツネ様です。

こんな感じで佐助稲荷にはキツネがあちこちにいらっしゃいます。
拝殿の左手に、古い稲荷の社があります。

なかなかに日本昔話の世界。おとぎ話が好きな方にはこのお稲荷さんはおすすめです。観光地鎌倉にあって観光客も少ないしね。

佐助稲荷神社の名前ですが、佐助さんに由来が?って予測しました??
おしいっ!
半分正解です。
佐助って実は源頼朝のことなのですよ。頼朝が幼少の頃「佐殿」と呼ばれていたことに由来するのです。そして頼朝が伊豆に島流しに合っていた頃、ここの稲荷神が夢枕に立ち挙兵を勧め助けたことから「佐助」稲荷の名がついたと伝えられてます。

あ。社務所がある。
あれ?
誰もいない。
ガラス戸が開かない…。
友人は交通安全のお守りが欲しかったらしく、残念がってますが、人が不在ではいかんともしがたい。

社務所の奥に水の湧き出る泉もある。この辺りはいつきても水気が豊富だよなあ。
あ!!
樹の枝にリスがっ!?
友人と共に盛り上がる!
「あ。もう一匹来たよっ」
盛り上がったまま撮影してみた。

失敗した。一応上の画像の中央右の鉄棒の上にいる丸いのがリスなんですよ。
リスは野生なんである。ペットじゃないから手乗りにはならない。
「階段の上に建物あるよ。上る?」
「どうしようかな?」
「あれ。本殿みたいだよ」
「それならば…」と二人して参拝する。ここから左へ延びる坂道を上がるとハイキングコースへ復帰するんである。

って!!
足元の悪い道をモノともせず降りていらっしゃったのは禰宜姿のおじさん。
「もしかして、社務所の方ですか?」
「そうですよ」
「お守りをいただきたいんですが」
「今、開けます」
禰宜さんを追いかけて階段を下る。
「いやあ、ここ開けておくとね、リスが入って悪さをするんだよ」
「へえ?」
「フンするのが困るんだ」
「リス2匹いますね」
「まだいますか?昔餌付けしてたことがあって、食べ物があるって知ってるからウロウロしてるんだよね」
「へえ~へえ~へえ~」
「社務所の隣に休憩出来るようにお茶の用意してあるんだけど、クリープが好きでね。ふただけ持って走るんだ」
「蓋ですか?」
「そうなんだよ。蓋に歯形が一杯ついててね」
おしゃべりは楽しい。
友人は希望通り交通安全のお守りを手に入れた。
「…ちょっと前にね。若い女の人が交通安全のお守りを一杯買ってったんだよ」
交通安全のお守り人気なのね。ここって交通安全のご利益があるのね。とか思ってたら、おじさんの話には続きがあった。
「震災で会社の車が全部流されたからってね」
うっ!!
………。
まさかそんな目的か!!
咄嗟に上手なコ、コメントが出来ません。
私は暢気に観光してますが…。
「それは大変でしたね」
「そうだね」
そう返すのが精一杯。
場がしんみりしてしまったーー。
「「………」」
も。無理!て、撤収じゃあ!!
「じゃ、私らはこれで」
佐助稲荷を後に次の観光先は?
「次、どこへ行く?
1)ハイクングコースに復帰して裏大仏をラストまで。鎌倉文学館へ戻る。
2)南下して由比ケ浜通りを西に鎌倉文学館。」
「南下して普通の道がいい」
「私もそれがいい」
時刻は既に13時を過ぎてて、だいぶん疲れてきた気がするし~。もっぺん土の坂道を上るのは嫌~~っ!!ヘタレなんです。体力もあんまりないんです。
ってなことで、南下コースへ決定!
ちなみに、以前に佐助稲荷を訪問した時の記事はこちら。佐助稲荷(2010年5月26日)の記事この記事を読むと、鎌倉のハイキングコースの大変さの一部がわかるかと…。
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