2021/2/22相模原市南区、相模線相武台下駅近くにある宋仲寺から自転車で10分弱。新戸の河津桜・あじさいラインへ向かっててピンク色を見つけて急停車。
咲いていたのはホトケノザ。最近散歩先でレギュラーで見かける野花です。けど量が。
すんごく多い。
周りにはホトケノザに埋もれるようにして春の草花が咲いてます。少し紹介。
タンポポ(蒲公英):キク科タンポポ属の総称である。多年生。多くはユーラシア大陸に自然分布する。中国植物名は、蒲公英(ほこうえい)。
和名のタンポポの由来に諸説あり。花の後の姿が綿球のタンポに似ているので「タンポ穂」と呼ばれた説。花茎を切り出して、その両側を細く切り裂いて水に浸けるとそり返り、鼓の形になるので、タン・ポン・ポンという音の連想からという説。タンポポが鼓を意味する小児語であったことから、江戸時代にツヅミ草と呼ばれていたものが、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったとする説がある。
英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオンに由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させるよことによる。
また綿毛の球状の部分を指し、崩れるように散っていく様から、英名ブローボールズともいう。現代のフランス語ではピサンリというが、piss-en-litで「ベッドの中のおしっこ」という意味である。これはタンポポに利尿作用があると考えられているためである。
古典園芸植物の一つで、江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種があった。
なお、タンポポに酷似する野草にブタナがある。
花の作りは非常に進化していて、植物進化の系統では、頂点に立つグループの一つである。
たんぽぽの種類を問わず、花は朝に開き、夕方には閉じる。雨が降らなければ、花は3日連続して規則ただしく開閉する。
日本でよく知られるタンポポには、古来から自制していた在来種(日本タンポポ)と明治以降に外国から持ち込まれた在来種がある。(現在は帰化種と言われている)。
在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。」
画像は夏場でもみられる外来種の西洋たんぽぽのようです。日本タンポポは西洋タンポポに押されて最近めっきり見る機会が減ってますねえ。タンポポは身近にあって目立つ黄色い花を咲かせるからか、検索したらつらつらと記述がたくさんありました。これでも抜粋して書いてます。タンポポコーヒーとかタンポポ茶など、コーヒーの代用品として飲んだり、薬草、漢方薬に使用されるので、興味のある方は検索してみてください。材料が近所で手に入る&他の植物と間違えたりしない。でお手軽に挑戦出来る植物です。
オオイヌノフグリ。これも1月に入ってから散策先で出会うことが増えた野草。次第に群落の大きなもの。花がたくさん咲いてるものが増えてます。
で、ナズナ。これまた最近の散策で目につくようになった花。ぺんぺん草。実は七草粥に欠かせない食材で、若葉は食用に用いられていた。薬用にも用いたれていて、ぺんぺん草やビンボウ草の名称は酷いと思う。記事投稿の度に何度も解説文をつけるのはやりすぎだと思い控えてますが、これはな〜。ハキダメギク(掃き溜め菊)と同じように不憫だなあ。のでまた軽く解説文をつけて擁護してみた。
さて出発。目的の新戸の河津・あじさいラインはもう近いのでピンクの塊があればすぐ見つかるハズなのですが。あれ〜〜?見つからないぞ〜?宋仲寺さんから相模川に向かって降ってた時、目印にしていた長松寺さんと白山姫神社さんの間の道を通らなかったのでおかしいな?と思ったけどどうやら道を間違えたようだ。やっちゃったなあ。
あ。またホトケノザの大群落がある。まだレンゲを見かけないからピンクが目立ってるなあ。
あ〜、もうすぐ相模川の堤防じゃん!どこだよ〜ここ〜!!
本格的に困っていたら、愛犬と散歩している奥様を見つけた。
「す、すみません〜。このあたりに河津桜がいっぱいある道があるハズなんですが。迷ってしまって〜」と助けを求めた。奥様はすぐに察して下さりまして道案内してくれました。ありがたい〜〜。けど時節柄距離を保って。保って。あ〜〜、奥様早いですう〜〜。追いつけません〜。奥様の愛犬は元気なコリーでして、人懐こいのとまだ幼犬らしくとにかく元気が良い。奥様も健脚で歩くスピードがとても早い。最早歩いてない。競歩の選手みたいだ。ということで、先ゆく奥様たちを私は自転車で追いかけた。足元がアスファルトから砂利道になってるので自転車を持ってしても置いてかれる。マジで!
で。奥様が止まって待ってて下さったところに相模川方面に向かう細道。
「ここを進んで左右に細い道があるから。そこを左に進むと河津桜があるからね」と。わざわざ方向音痴にも絶対迷いようがない場所まで案内くださったのです。ありがてえ。けど向かい合ってのお礼すら厳しい状態の現在は、そっぽ向いての「ありがとうございます。とても助かりました」と伝える他ないのじゃ。あ〜コロナ!早よ去ってくれっ!別れ際、奥様が不吉な言葉を残していかれた。
「河津桜、先ほど歩いたけどねえ。まだ少ししか咲いてなかったわよ?」と。
うっ!マジでぇ!?我が家は相模川の段丘の上にあり、早々段丘を降りてこれない。体力がないので。けども私のブログ記事で最近一番検索が多い記事の河津桜です。開花状況を確かめないというのはあり得んのじゃ!
「い、行ってきます〜」と奥様とワンコとお別れ。スタートの道は分厚い砂利道につき自転車は押しがけにして出発です。(続く)