相模原公園の水無月園を後に。帰り道、遠目に地面に落ちる白色にひかれて確認へ。
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白色は花でした。
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ナツツバキ(夏椿):ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
別名はシャラノキ、サラソウジュ(沙羅双樹)など。
仏教の聖樹であるフタバガキ科のサラソウジュに擬せられ、これらの別名がついたと言われる。
原産地は日本から朝鮮半島南部にかけて。
樹高は10メートル程度。樹皮は帯紅色でツルツルしており「サルスベリ」の別名もある。
花期:6−7月初旬。花の直径は5センチ程度。花びらは5枚。朝に開花し夕方には落花する一日花。秋には落葉する。
ナツツバキより花の小さいヒメシャラも山地に自生し、栽培もされる。
移動。自転車を預けた駐輪場へ向う。
あ。斜面の芝生にようやくネジバナを見つけた。
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ネジバナ(捩花):ラン科ネジバナ属の小型の多年草。
湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。花いろは通常桃色。小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。
学名のSpiranthes(スプランセス)はギリシア語の「speira(らせん)+anthos(花)」に由来する。右巻きと左巻きの両方がある。
花茎の高さは10−40センチ。花は小さく、五弁がピンク、唇弁が白。花茎の周りにピンクの花が螺旋階段のように並ぶ事になる。
花期:4−9月。
移動。
うヲッ!!あ、あれはっ!!何度撮影しても失敗してる奴!!
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数に任せて挑戦してみた。けど私のガラパゴス携帯はこれが限界です。ど、どうだろうか?小さい花と言ってもキキョウソウは綺麗です。
キキョウソウ(桔梗草):北アメリカ・南アメリカに自制するキキョウ科の一年生植物。
日本では福島県以南に移入分布し、道端や公園の空き地に群生する。別名はダンダンキキョウ。
花は車形花冠または釣鐘形花冠で青紫色。放射対称な五弁の花冠を持つ。
葉は幅6ミリ〜25ミリ、鈍鋸場をもつ貝殻型。高さ15−45センチ。
花期:5−8月。小さな蒴果を多くつける。
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ギシギシ(羊蹄):たで科の多年草。別名シノネ、ウシグサ。
生薬名及び中国植物名は羊蹄。
和名の由来は諸説あり。京都の方言に由来する説、子供たちの遊びで茎をすり合わせてギシギシという音を出していたことからこの名がある説、実が詰まってついていて、穂を振るとギシギシという音を出していた説。
草丈は40−130センチ前後。春から夏にかけ(5−8月)、茎の先に花穂を伸ばし、上部で分枝し多数の円錐花序を出す。
ギシギシは一見、同じたで科のスイバとよく似ているが、根が黄色いのが特徴。
疲れたので少し休憩。
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田舎の香川県のかまどパイをお供にヴァームで一服。
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クレマチスの踊場。これだけは毎年ここで咲いてる。真夏の鉄柵の暑さにも負けない強い品種ではなかろうか?
自転車を回収。帰り道は来た時とは別のみちで行こう。
あれ?もしやあれはミツバツチグリかも??いやキジムシロ?
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春には黄色い花のカタクリが多かった。WEB図鑑で「春・黄色い花・草花」を探してるとミツバツチグリとキジムシロいうのがよく出てきたのですが。本物を見たいと思いつつ巡り会わなかったのだ。
観察観察。これはヘビイチゴでもカタクリではない。けどミツバツチグリとキジムシロでもなかった。葉っぱの形が全く違う。あ〜れ〜〜??
クサノオウ:ケシ科クサノオウ属に属する一年生(越年草)の草本植物。
草丈:30−60センチ。
道端や野原、林の縁に見られる。茎や葉を傷つけるとオレンジ色の汁が出る。汁には有毒成分が含まれており、皮膚の弱い人は触れただけでかぶれる。
花期:初夏
クサノオウは荒れた散策路で見つけた。ここにやけに多い草花がある。
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ワルナスビ(悪茄子):ナス科の多年草。
アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産。
茎や葉の鋭い棘が多い。種子や家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がるチケ系を張って繁茂する。根をすきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出て帰って増殖してしまう。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。前走にソラニンを含み有毒。果実は球形で黄色く熟するとプチトマトに似る。プチトマトと思い食べると危険なので、英語では「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」「Devil's tomato(悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。
日本では1906年(明治39)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎が発見命名された。
移動。荒れた散策路は村富線を超えると手入れされた散策路の相模仲良し小道に変わった。
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アジサイが咲く散策路です。(おしまい)