あられの日記

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座間・さくら百華の道 2020/4/24午前

2020年05月14日 09時59分44秒 | 桜散歩
今年の春、咲き始めの3月始めの河津桜から4月の終わりの八重桜まで眺めて歩いた座間市のさくら百華の道の紹介も最後となりました。今日は4月24日の桜の様子を紹介します。
トップ画像は楊貴妃です。
楊貴妃:花は大輪、八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種。
古くから知られる桜で、花色も優れた豊満な八重桜ということから、中国の楊貴妃を連想して名付けられたといわれます。

普賢象:花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
室町時代から知られる品種で、2本の葉化した雌しべの状態を、普賢菩薩が乗っている象の鼻に見立てて、この名がつけられたといわれています。
花付きのいい品種ですね。

御衣黄(ぎょいこう):花は中輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
黄緑色の花色が特異なため、古くから栽培されていたものといわれています。

御衣黄はこれ以上色の変化は望めないのかなあ?地味だ。周りの桜が派手なだけに、咲き始めからずっと地味なまま。ってか、雑木林にいけばこういう花のつく木が普通にあると思うんだよね。なぜにこれをありがたがって栽培し続けてきたんだろう?

須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう):花は大輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月下旬。
1990年に、神戸市須磨浦公園内に植えられている、普賢象の枝変わりとして発見された品種です。発見場所と、元の品種名にちなんで名付けられました。
2020年4月15日の須磨浦普賢象。
咲き始めの須磨浦普賢象をご覧いただきたく、画像を遡ってみた。こんなに花色が変わるんですねえ。


よく見れば、花色はピンクが強くなってますが、葉っぱは逆に赤みを帯びてるものが次第に緑に変化してます。同じ品種だと知って追いかけないと、別の木だと思うよねえ。

紅華(こうか):花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
1965年に浅利政俊によって作出された品種で、大山桜と里桜の雑種と推定されています。開花期間が長く美しい八重桜です。

松月(しょうげつ):花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
外側の花弁ほど淡紅色が濃くなるグラレーションが美しく、桜愛好者の中でも人気がある品種です。

蘭々(らんらん):花は大輪。八重咲きで白色。開花期は4月下旬。
松前固有品種の白蘭(はくらん)に雨宿を交配して、浅利政俊によって作出された品種です。上野動物園のパンダ蘭々の死を悼み1980年5月5日の子供の日に命名されました。


泰山府君(たいざんふくん):花は中輪、八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
中世に桜町中納言が桜の短命を嘆いて、泰山府君を祭って花の期間が延びたという故事からきたものです。

妹背(いもせ):花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は京都市、平野神社境内にあります。一花柄に2つの果実が着くことから妹背の名を当てたとされています。

兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら):花は大輪。菊咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
原木は兼六園(石川県金沢市)にありましたが枯死し、現在は接ぎ木増殖したものが公園内に植えられています。
咲き始めはショボかったのに、いっぱい咲くと可愛いね。

梅護寺数珠掛桜(ばいごじずゅずかけさくら):花は大輪。菊咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は梅護寺境内(新潟県阿賀野市小島)にあり、国の天然記念物に指定されています。親鸞上人の逸話にちなみ名付けられました。

さて、開花してる桜の画像はこれまで。この先にはもう咲いてる桜はないよな〜?と自転車を走らせてたらば?
さくらんぼを見つけてしまった!桜の実はさくらんぼになるんだった!
ちなみに、上の画像は河津桜です。
河津桜:花は大輪。一重咲きで淡紫色。開花期は3月上旬。
伊豆半島の河津町で発見された早咲きの桜で、寒緋桜と大島桜の雑種と推定されています。

大漁桜(たいりょうさくら):花は中輪、一重咲きで淡紅色。旗弁が出ます。開花期は3月上旬。
熱海市で角田春彦氏が作出した品種で、桜鯛の色と漁の時期にちなんでこの名がつきました。潮風に強い品種です。

寒桜(かんざくら):花は中輪、一重咲きで淡紅色。あまり大きくはなりません。開花期は3月上旬。
暖地では1月中旬から花が咲き出す桜で熱海桜とも呼ばれます。寒緋桜と山桜の雑種と推定されます。

この日の座間・さくら百華の道のさくら見物はここまで。
引き続き、さくら百華の道のさくらが終わるまで見物する気でしたが、この日の散歩、4月24日から数日後に、左足指を骨折してしまいまして実現できませんでした〜。
5月中旬に郵便局に荷物を取りに行った帰り、ふと散策路に行ってみたら、さくらんぼが赤くなってたので撮影した画像があるので、それを紹介して今年の座間・さくら百華の道の桜画像の紹介は終わります。
おまけ:ここはどこでしょうか?
答え:東海大相模高校の5月1日午後のグラウンド。
東海大相模といえば、甲子園の常連校で、今年の春の選抜に選出されてました。グラウンドからはいつも練習してる生徒の声やバットの音があったのですが。今年は高校生の姿は全くありません。高校が臨時休校になってるからね。このままでは夏の甲子園も中止になるのかな?予選も出来そうにないし。甲子園までの行き帰りのバス。甲子園でさ滞在するホテル。そして試合会場。全てで3密を回避するのは無理だし。となると、今年の高校3年生は、甲子園もインターハイもないのか。文系だって、あれもこれも中止になるんだろうなあ。早くコロナ感染症が終息してほしいよ。

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