毎年暮れも押し迫ると、花屋やスーパーに並ぶのが葉牡丹のイメージと思う。
少し高いとは思いつつもお正月用品のだからとつい買ってしまう人って多いのではなかろうか?私も一昨年はホームセンターで葉牡丹の寄せ植えを購入しました。
けどさ〜。やっぱり高いと思うのだ。
で、去年の夏、正月用の葉牡丹を自力で作ろう!と思いまして。
種袋を購入した。
実は葉牡丹の種まきは5月下旬から8月下旬だというのはあんまり知られていない。
ちなみに私は7月下旬に種まきしました。
発芽適温は25度。順調に育ちまして。本葉も出てきたので、苗床からポリ鉢に明日に植え替えよう!と思ったその日に悲劇が起きた。まさかのゲリラ豪雨に苗床の苗がぷかぷかとなってしまいまして。全滅こそ免れたものの、大半の苗はダメになってしまいました。それでもなんとか溶けずに残ったものをポットに植え替えて、本葉が7〜8枚になるまで育てたのですが。予定してた数よりグンと減ってしまったので、新たに別品種の葉牡丹の種を購入。確か、種まきしたのはもう9月になろうか?というタイミングでした。そんなこんなのアクシデントを乗り越え、定植まで漕ぎ着けたのは20株ほど。
これは流石に多かったので、欲しいと言ってた実家の母やお隣さんへ苗をプレゼント。残りを大事に育ててたのですよ。
ある日、葉牡丹の葉っぱが妙な形になってるなあ?と目を凝らしたところ、青虫の姿を発見!何してくれとんじゃ!
忘れてましたが、葉牡丹はほぼキャベツです。キャベツはモンシロチョウの大好物でして。犯人も青虫もおそらくモンシロチョウがいつの間にか卵を産みつけたと思われ。
きぃいいいい〜〜!!!
青虫は1匹1匹手で捕まえて駆逐しました。もういなくなったハズだったのに。後日、またしても青虫にやられた苗を発見。これは発見が遅れてしまい、もう定植出来ないほどの有様に。
とまあ、あれこれありましたが。無事に玄関の両脇を飾るくらいの葉牡丹の数を確保しました。
こちらはお正月頃の葉牡丹です。で、トップ画像が昨日の葉牡丹。
今日は2月13日。お正月に撮影した時より大きな株になりました。中心の赤・白も面積が増えて、玄関がゴージャスです。
葉牡丹の大きさは鉢を乗せてるコンクリートブロックでなんとなく察して欲しいです。
こちらは最初の丸葉葉牡丹がゲリラ豪雨で水没した後、予備に植えたフリルの葉牡丹。コンテナに植えました。昨日の撮影。
葉牡丹を購入する年末には葉っぱが既に赤・白に色づいた状態での購入ですが。実は秋口まで葉牡丹の葉っぱはほぼ緑です。葉牡丹は寒さで色づきます。いや〜、自力で育てて初めて知りました。
種袋は165円。皆さんも今年の夏は葉牡丹を自分で種から育てるのを挑戦してはいかがですか?失敗したら年末に店売りの葉牡丹を買えばいいので、気軽に始めるには面白いと思います。自力で育てて途中で失敗したら、お高い葉牡丹を購入することになるので、結構なゲーム感を得られて楽しいですよ〜。
あ。ちなみにですね。葉牡丹には面白い特性がありまして。鉢植えにした鉢やコンテナの大きさに合わせて株が育ちます。つまり、うちはマンションだし、玄関に大きな葉牡丹は向かないわ〜と思えば、小さな鉢や小さなコンテナに植えればいいのですよ。小さい葉牡丹が好みならば、鉢植えする時に一つの鉢に複数植えれば、複数が全体での大きさまでしか大きくなりません。面白いよね。今年は赤白でデザインして寄せ植えを作ってみようかな〜?
種袋に生産地が印刷されてます。
生産地=香川県。
住んでる場所と種が出来た場所が近かったらば、育つ確率も高いかな?と思ったのが、この葉牡丹の種袋を購入したポイントです。
葉ボタンをご自分で育てたのですね。立派に育ちましたね。