昨日に引き続き2021/5/26の水道みちで見た雑草の紹介です。この日は撮影したい花が多かったのね。トップ画像はタチアオイ。
タチアオイ(立葵):アオイ科の多年草。
属名Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来し、語源の「althaia」は「althaina」治療と関連している。古来、タチアオイは薬草として使われた。日本にも古くから薬用としてトライした。
花期:6−8月。梅雨あけとともに花期が終わることで「ツユアオイ」という別名あり。
咲き始めは綺麗だねえ。縦に長く咲くので、画面構成を失敗しがちな花。これはうまくまとまったと思う。花数が多かったおかげかな?
マメグンバイナズナ(豆軍配薺):アブラナ科マメグンバイナズナ属の2年草。
空き地や道端に生える。和名はグンバイナズナより果実が小さいことから。
北アメリカ原産で、日本には明治時代に確認された帰化植物。
先日行幸道路の道端で撮影したこの植物。群落になってます。
切り出してみた。一見枯れたように見える花穂ですが。目を皿にして凝視したら、花穂の中で、蕾、花、綿毛の状態が混じってます。チチコグサモドキ。
チチコグサモドキ:キク科ウスベニチチコグサ属の一年草もしくは2年草。
畑や芝地、道端に生育する。草丈は10−30センチ。葉はへら形。頭状花は上部の葉腋に数個ずつまとまってつく。総苞片の先はやや尖る。
原産地:北アメリカ。
オオキンケイギク(大金鶏菊):キク科の植物。
北アメリカ原産の宿根草。日本ではドライフラワーとして利用されていたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されている。繁殖力が強い。荒地や河川敷の道端に一面の花を咲かせるので、鑑賞植物として非常に好まれた。しかし日本の在来種に悪永長を与える恐れがあり、2006年に特定外来生物に指定された。種子生産量は1平方メートルあたり、3000−5000粒。
キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なる。
白い穂がチガヤ。ピンクの丸いのがアカツメクサ。
移動。水道道が村富線と交わるところ。道の両側にヤマモモの木が数本づつ並んでいる。毎年6月下旬には赤く色づくので、現状を確認ついでによってみた。なかった。けども。
ヤマモモの根元に地味な野草を見つけた。
ノビル(野蒜):ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草。
日当たりの良い土手や道端に生える野草。全体の姿や匂いはニラに似ている。花にムカゴをつけて繁殖し、葉と地下の球根は食用になる。
花期:5−6月頃。
和名のノビルの語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(蒜)という意味で、蒜はネギやニンニク、ニラなどネギ属の野菜の古称である。
蒜という呼び名は、食べる時に辛くて舌がヒリヒリすることに因むと言われている。
村富線を渡るため近くの信号へ。(まさかの水道みちだけで2本目す。続く)
撮影してパソコンに取り込んで、花を拡大して花がキクに似ていると観察出来ました。
近くに立って観察するだけでは、色くらいしかわからない。となると枯れた色に見えてしまうという。咲き乱れても全く気づけない花です。
私も神様はイケズだと思います。どこにも需要がないように見えるとは。